これらのデータはSDカードに保存しておけば、あとはそのSDカードを4E-MB1に挿して画面上で選ぶだけで再生や表示が可能になる。液晶画面がそこそこ大きく(3.6V型)シャープ内製の液晶パネルを使用しているので視認性も悪くない。デジカメの撮影データ確認用としても便利に使えそうだ。
携帯用の端末に比べると発表会ではやや影が薄かった車載用の端末だが、クルマで使いたいという人はもちろんのこと、家庭で使いたいという人も注目していいように思う。
車載用には、固定的に取り付けたまま使用するハイダウェイ型レシーバーの「MBR0102A」と家庭とクルマの両方で使えるクレードル型レシーバー「MBR0101A」の2種類があるが、どちらもディスプレイ装置を装備しておらず、外部へビデオ出力を行う仕組みになっている分、価格が安い。クレードル型が本体のみで4万1790円(税込み)、ハイダウェイ型が5万2290円(税込み)と、いずれも携帯用の価格(予想価格)よりも低く抑えられている。
“IT戦士”のはしくれであれば、家庭にいらない小型ディスプレイの一つや二つは転がっていることと思う。となると、家庭用クレードル(税込み価格6930円)と合わせても5万円以下でモバHO!のコンテンツを受信できるようになる。現時点ではこのチョイスが(賢いかどうかは別にして)一番リーズナブルであるようだ。
一瞬「すわ家庭用ギャップフィラーか!」と興奮したが、ただの卓上型アンテナだった。
ビルやマンションなどで窓際からはるか離れた場所に端末を設置する場合に、このアンテナを窓際に置いてケーブルを外部アンテナ端子に接続する。やや原始的な解答ではあるが現実的でもある。価格はおよそ1万円程度とのこと。なお、モバイル放送の機器で使われる外部アンテナは、SMBコネクタで共通化されているためどの機種でも使用できるようである。
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