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ギャップフィラーで地デジの難視聴対策

» 2004年11月11日 20時11分 公開
[ITmedia]

 クロムサイズは、武蔵工業大学と共同で地上デジタル放送向けの小型平面アンテナとギャップフィラー用平面送信アンテナを開発した。高層ビルなどによる難視聴対策に有効だという。

 ギャップフィラーは、ビル陰や山陰などで局地的に電波が届かない地域に向け、スポット的に電波を送信する装置。ビルの屋上などに設置したアンテナで放送波を一度受信し、難視聴地域に向けて再送信を行う仕組みだ。

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 受信アンテナは、従来のアンテナより小型/平面化を実現した。壁材や建築資材などへの組み込んで簡易的に設置できるほか、室内での使用も可能だという。

photo 建築資材への組み込みイメージ

 クロムサイズでは、平面受信アンテナおよびギャップフィラー用送信アンテナを2005年1月に商品化する計画。大手ゼネコン、デベロッパ、ハウスメーカーなどへの販売を予定している。

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