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ヤフオクの商品画像、「ピンボケ」だったら入札しない

» 2004年11月12日 20時46分 公開
[ITmedia]

 Yahoo! オークションは、ユーザーを対象に行っているアンケート調査「みんなのホンネ調査隊」の第10回「商品撮影の知られざるウラ話」の結果を発表した。集計期間は2004年10月14日〜11月5日、有効回答者数は1589。

 これによると、出品時に撮影した画像の出来に「満足することが多い」56%で、「満足しないことが多い」の44%を上回った。満足していない理由で目立ったのが「光量が足りなくて自然な色合いがでない」だった。満足しているユーザーも、「商品1点当たり10回以上撮影し、そのなかから選ぶ」「画像加工ソフトで実物に近い状態になるよう修整している」など努力しているようだ。

 撮影小道具では何を使っているか(複数選択可、上位5項目)では、1位が「背景用紙、背景用の布」で45%、次いで「照明器具」16%、「大きさ比較用の小物」12%、「トルソー、マネキン」11%、「三脚」9%と続く。撮影小道具を全く使わない人は35%と少数派だった。

 また、入札を控えてしまうのはどんな商品画像か(複数選択可、上位5項目)については、1位が「ピンボケ」で76%。次いで、「実際の出品商品そのものではない」61%、「キズや汚れがはっきり映っていない」59%と3項目を半数以上が入札を控えると回答。ほかに「画像のサイズが小さい」47%、「周囲が散らかっている」も45%と、半数近くが入札を見送るようだ。

 「写真はきれいだったが届いた商品はキズや色落ちがひどかった」といったトラブルも少なくないことから、オークションの写真ではいかにかっこよくとれているかより、商品の状態をどれだけ正確に表示しているかのほうが大事なようだ。

 なお、「みんなのホンネ調査隊」の最新の記事はYahoo!オークションニュースレター読者のみに配信されている。

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