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抗酸化家電で“カラダよろこぶ”イベント

» 2004年11月13日 17時48分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]

 三菱電機は、大手町の本社ビルに設けられたコミュニティスペーススペース「DCROSS」で、「カラダよろこぶビタミン生活!! ビタミン<抗酸化>キッチン家電」を11月14日から実施する。同社がキッチン家電のテーマとして掲げる抗酸化家電の数々を展示・実演し、効率よく野菜を保存&調理するコツを学んでもらう体験イベントだ。

photo ミネストローネも作れるIHジャー
photo 余分な油分を落とすスチーム焼きオーブンレンジ

 折りしも、自然災害の影響で野菜の価格が高騰している時期。イベントに先駆けて行われた説明会では、栄養士・料理研究家の小田真規子氏が登場し、トークショーの形で報道関係者に野菜を摂取することの重要性と調理家電の使い方を伝授した。

photo 栄養士・料理研究家の小田真規子氏

 最近注目を集めている「抗酸化物質」は、人間の体内で「活性酸素」の攻撃をブロックする性質を持つ物質のこと。活性酸素は、呼吸で取り入れた酸素の一部が変化したもので、酸化=老化を促進し、さまざまな病気を誘発する。

 「体が酸化する原因は、細菌やウィルス、ストレス、紫外線や排気ガス、知らず知らずのうちに体に入ってします食品添加物などが挙げられます。ほかに喫煙や飲酒、肥満も挙げられます。紫外線など避けにくいものはともかく、喫煙や飲酒、食生活など、自力で改善できるはずのものでダメージを受けないように気をつけましょう」。

 食物から摂取できる抗酸化物質には、カロテノイド、ビタミンC/E、最近人気のポリフェノール、ミネラルがある。カロテノイドは野菜の色素などに多く含まれるもので、トマトのリコピンや唐辛子のカプサイシンもこの仲間。一方ポリフェノールには、緑茶のカテキン、大豆イソフラボン、たまねぎやブロッコリーに含まれるフラボノイド、ブドウやココアに含まれるプロシアニジンなど、これまたよく耳にするものが多い。

 「ほとんどは、当たり前に食べている野菜に入っているもの。毎日の献立を考えていれば、自然に採れるはずです」。

photo 一日に必要な野菜の量は350グラム(写真)。しかし、平成13年の国民栄養調査によると、実際に摂取されている野菜は一日平均280グラムと不足しているという

 また野菜を採ることは、抗酸化物質や食物繊維の摂取以外にも、大切な役割を持つという。たとえば、肉や魚を少し野菜に変更するだけで、食事量に対するエネルギーや脂肪分を減らすことに繋がる。さらに、野菜を使うと“噛む”食事を作りやすいため、肥満予防や口臭防止、脳を活性化させるといった効果もある。

 多くのメリットを持つ野菜だが、さらに効果的に摂取するにはどうするか。「口にするまでいかに栄養素を失わずに保つか。特に今年は野菜が高く、保存は重要です。また、噛むために野菜は大きくカットしたほうがいい。火の通りが遅いことは、調理にレンジやオーブンを活用してカバーできます」。ここで、光合成LEDで野菜のビタミンCを増やす冷蔵庫や玄米を炊くときに熱に弱いビタミンEを守るジャー炊飯器、ハイブリッドスチーム焼きのオーブンレンジなどの登場というわけだ。

 「元気で美しく生きるには、野菜をいかに多く摂取するかが重要になります。調理家電やテクニックを活用して、楽しく健康に生きてほしいですね」。

photo 新製品の氷独立・センター開きタイプ6ドア冷蔵庫「Gシリーズ」も展示
photo 冷蔵庫内で光合成を進めるLED。黄色い光は、光合成を促しつつ、野菜の発芽を防ぐという

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