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2004/11/29 19:45 更新


HD DVD陣営、ハリウッド4社の支持を獲得――次世代ROMメディア統一の可能性も

東芝はワーナーブラザーズなどハリウッドの映画会社4社からHD DVD規格についての支持を得たと発表した。次世代ROMメディア統一の可能性がでてきた。

 HD DVDを推進する東芝は、ハリウッドの映画会社4社(Paramount Pictures、Universal Pictures、Warner Bros. Studios、New Line Cinema)からHD DVD規格についての支持を得たと発表した。

 「支持」について具体的な内容は発表されていないが、「(支持についての)内容は各社ごとに異なる。あくまでも支持、サポートを得られたということ。私たちとしてはもちろんHD DVDのROMでパッケージソフトを出してくれるものと期待している」(東芝デジタルメディアネットワーク社 社長 藤井美英氏)

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東芝デジタルメディアネットワーク社 社長 藤井美英氏

 同社では2005年度末にHD DVD対応製品の市場投入を計画しており、2006年には200〜300万台、2010年にはAVとPC向け双方をあわせて8000万台の需要を見込む。その際の事業規模は「2005年は数十億円、2010年には3000億円の規模を想定する」。(藤井氏)

 会場で発表された、支持を表明した4社の各社販売シェア数値はWarner Bros. Studiosが22.0%(傘下のNew Line Cinemaを含む)、Universal Picturesが12.2%、Paramount Picturesが8%となっており、合計すると42.2%にのぼる(10月10日現在)。

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DVD Exclusive researchによるスタジオ別DVD販売シェア

 次世代の光ディスクとして競争を続けるHD DVDとBlu-ray Disc(BD)だが、「ROMに関しては、支持するハリウッドスタジオのシェア合計が51%になれば自然と流れはそちらに傾く」という業界関係者もおり、HD DVD陣営としては残りの8.8%をいかに自分の陣営に引き込むかがポイントになる。

 発表された資料によれば、8.8%以上のシェアを持つスタジオはBD陣営であるSonyを除けばDisney(17.3%)とFox(11.3%)が残るのみ。Foxは先日Blu-ray Disc Association(BDA)(参考記事)に加入しており、BDよりであると推測されるが、Disneyはこれまでに次世代ディスクに対しての意思表示をしていない。

 また、BD機器でHD DVDのメディアを読むことは技術的に実現可能とも言われており、DisneyとFoxどちらかの動向次第では、パッケージメディアはHD DVD、録画はBDという流れが生まれる可能性もある。

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会場に展示されていた東芝製 HD DVDプレーヤー

[渡邊宏,ITmedia]

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