松下、光学手ブレ補正が進化した3CCDデジカム「NV-GS250」

[ITmedia]

　松下電器産業は、光学式手ブレ補正ジャイロを搭載した3CCDデジタルビデオカメラ「デジカム」（NV-GS250）を1月25日に発売する。価格はオープンプライス（店頭予想価格は12万円前後）。

外形寸法は81（幅）×73（高さ）×144（奥行き）ミリ。撮影時の本体重量は約600グラム（バッテリー、テープ込み）。2.5型モニターとカラービューファインダーも搭載

　NV-GS250では、1/6インチ80万画素CCDを3枚使用。レンズには、お馴染みのライカディコマーレンズを採用し、35mmフィルム換算で43.3〜433mm（テープモード時）の10倍電動ズーム（F1.6）を搭載した。静止画では、最大2048×1512ピクセル（310万画素相当）の撮影が可能だ。

　光学式手ブレ補正ジャイロは、動画、静止画撮影の両方で手ブレを抑えてくれる。とくに静止画撮影時の手ブレ補正力を約2倍（同社従来製品との比較）に向上させた「MEGA OIS」機能により、フォトショットボタンを押す時のわずかなブレにも効果を発揮するという。静止画撮影時はフォトショットボタン半押しのタイミングに連動してMEGA OISが作動し、同時にフォーカスロックされる仕組み。

　使い勝手の向上にも力を入れた。メニュー画面は「漢字・ひらがな表示」が可能になった。メニューやモード切り換えなどは、手元のジョイスティックで操作できる。また、よく使うメニューをワンタッチで液晶モニターにアイコン表示し、画面を見ながら操作ができるワンタッチナビゲーションなども搭載した。

　パソコンとの接続は、DV端子（IEEE 1394）およびUSB2.0のハイスピードモードビデオクラスをサポート。付属の動画編集ソフト「MotionDV STUDIO 5.3J LE for DV」では、編集した動画をDVフォーマット（AVIファイル）、MPEG1、MPEG4（ASFファイル）の各形式で保存できる。対応OSはWindows 2000（SP4以降）とWindows XP（SP1以降）。

　付属のキットには、ACアダプタ、電源コード、DCコード、バッテリーパック、マイク付きのフリースタイルリモコン、USBケーブルなどが含まれる。