そしてマイクロソフトは1年前の約束を守り、ゲイツ氏が言うところの“ソフトウェアの魔法”で各製品をシームレスに繋ぎ、ユーザーに対して複雑な設定や操作を強要しないシンプルな製品を生み出せる環境を作り出した、というのが今年の大まかなストーリーだ。実際、個々の枠組みについて言及すれば完璧ではない部分も出てくるが(たとえばPortable Media CenterとMCEの同期など)、マイクロソフトはゆっくりとシームレスコンピューティングへの道を歩んでいる。
くわえて同社はMCEに対してネットワークサービスを連携させることにも成功しつつあり、MCE向けにYahoo! やFOXテレビ、ディスカバリーチャンネルなどがインターネットを通じたインタラクティブテレビのコンテンツを提供。「Windows Media Player 10」とMCE向けに展開されている音楽配信サービスも複数のサービスプロバイダーから提供されている。
基調講演は、NBC系列で放送され日本でもCS局から配信されている「Late Night with Conan O'Brien」のホスト、コナン・オブライエン氏とのトークショー「Not So Late Night with Conan O'Brien」として進められた。余談だが、基調講演は番組中と同様のトークスタイルで進められ、最後までゲイツ氏は一人での演説を行わなかった。これはおそらくはじめてのことだろう。