ITmedia NEWS >

J-COM、VoDサービスを本格展開へ

» 2005年01月17日 23時11分 公開
[ITmedia]

 ジュピターテレコムは、VoD(ビデオ・オン・デマンド)サービス「J-COM オン・デマンド」を1月17日に開始した。2004年に商用トライアルを実施したJ-COM東京(練馬)エリアを皮切りとして、夏までに全J-COM局で順次サービスを開始する予定だ。

 デジタルケーブルテレビの「J-COM TVデジタル」ユーザーが対象。ユーザーは、現在利用しているSTB(セットトップボックス)を使い、見たい番組を見たい時に視聴できる。設定期間中なら、何回でも視聴できるほか、早送りや巻き戻し、一時停止といったトリックプレイにも対応した。

photo 昨年9月の説明会で公開したSTB。松下電器産業の「TZ-DCH500」

 コンテンツは、J-COMとジュピター・プログラミングが中心となって設立したジュピターVODが提供する。コンテンツ毎に課金が発生する「プレミアム・オン・デマンド」、月額固定料金の「マンスリー・オン・デマンド」、J-COM各局の地域情報や行政情報などを無料で提供する「フリー・オン・デマンド」という3種類のサービスをラインアップ。具体的な番組リストは公表されていないが、映画(新作および往年の名作)やスポーツ、ドラマ、アニメ、趣味・教養、カラオケなど多岐にわたるコンテンツを揃える予定だ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.