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パイオニア、「iPod」とリンクするカーオーディオ

» 2005年01月20日 18時41分 公開
[ITmedia]

 パイオニアは1月20日、「iPod」との連携を可能にする“iPodアダプタ”「CD-IB10」を含む12機種のカーオーディオ製品を発表した。ラインアップのうち、7機種のメインユニットがiPodアダプタに対応。カーナビ側の操作で、選曲や再生範囲の設定(プレイリスト含む)、テキスト表示などが可能になる。

photo iPodアダプター「CD-IB10」。価格は1万500円。3月下旬に発売する

 iPodアダプタは、iPod本体のDockコネクタと同社製カーオーディオが持つ拡張バス「IP-BUS」の仲介をするもの。このため、Dockコネクタを持たない「iPod shuffle」などは現在のところ非対応だ。iPod側の対応リストなどは未公表だが、パイオニアでは「iPod miniを含む第3世代以降のiPodをサポートする」としている。

 なお、テキスト(トラックタイトル、アーティストネームなど)の日本語表示が可能なメインユニットは最上位モデルの「FH-P070MD」のみ。そのほかの6機種は英数表示になるという。

2DINメインユニット

製品型番 概要 iPod対応 価格 発売時期
FH-P070MD MD/CD/チューナー付きDSPメインユニット。MP3/WMA/AAC/WAV再生対応 7万1400円 3月下旬
FH-P050MD MD/CD/チューナー付きDSPメインユニット。MP3/WMA/WAV再生対応 4万4100円 2月下旬
FH-P040 CD/カセット/チューナー付きDSPメインユニット。MP3/WMA/WAV再生対応 3万4650円 2月下旬
photo 「FH-P070MD」

 最上位モデルの「FH-P070MD」は、「オートタイムアライメント」と「オートイコライザー」を核とする「オート・インテグラル サウンドシステム」を搭載したDSPメインユニット。全336ステップに及ぶ自動チューニングにより、車内空間の視聴環境を整える。

 パワーアンプは、Power MOS FETタイプの50ワット×4チャンネル。既発売のDSPユニット「DEQ-P9」を接続すれば、5.1chシステムに発展する。

 また、WMA、MP3、WAVにくわえ、「iTunes AAC」で記録したCD-R/CD-RWの再生も可能になった。

1DINメインユニット(CD)

製品型番 概要 iPodリンク対応 価格 発売時期
DEH-P070 CD/チューナー付きDSPメインユニット。MP3/WMA/AAC/WAV再生対応 4万2000円 2月下旬
DEH-P050 CD/チューナー付きメインユニット。MP3/WMA/WAV再生対応 2万9400円 2月上旬
DEH-030 CD/チューナー付きメインユニット。MP3/WMA再生対応 × 1万8900円 2月上旬
DEH-010 CD/チューナー付きメインユニット × 1万3650円 2月上旬
photo 「DEH-P070」

 1DIN&CDタイプの「DEH-P070」も「オート・インテグラル サウンドシステム」を搭載。基本性能の多くはFH-P070MDと共通で、アンプも同じPower MOS FETタイプの50ワット×4チャンネル。WMA、MP3、WAV、iTunes AACで記録したCD-R/CD-RWの再生が可能だ。

1DINメインユニット(MD)

製品型番 概要 iPodリンク対応 価格 発売時期
MEH-P070 MD/チューナー付きDSPメインユニット 4万4100円 2月下旬
MEH-P050 MD/チューナー付きメインユニット 2万9400円 3月中旬

 「MEH-P070」は、1DIN&MDタイプ。CDプレーヤーを持たないため、圧縮音楽を記録したCD-Rなどは再生できないが、iPodとの連携は可能だ。そのほかのスペックは、DEH-P070とほぼ共通になっている。

プリッジャブルパワーアンプ

製品型番 概要 iPodリンク対応 価格 発売時期
GM-A3400 120ワット×4 4万2000円 2月上旬
GM-A3200 250ワット×2 2万6250円 2月上旬

アクセサリー

製品型番 概要 価格 発売時期
CD-IB10 iPodアダプタ 1万500円 3月下旬

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