そのほかの機能は、DVDに関連する部分を除き、昨年末に発売されたRDシリーズを踏襲している。「ネット de ナビ」や「ネット de ダビング」はもちろん、iNETとADAMSを利用できる“WEPG”、録画番組をネットワーク接続したパソコンから視聴できる「ネット de モニター」、メール予約などの機能はそのまま。なお、「RD-XV34/44」に追加された「野球・ドラマ延長対応」機能は搭載していないが、理由は「RD-Z1」の場合と同じく「開発タイミングの違い」という。
これもRD Style?
もともと、DVDレコーダーにHDDを搭載し、“ハイブリッド”への流れを作ったのは東芝だ。その同社が、今になってHDD単体レコーダーを投入する理由は何か。東芝デジタルAV事業部DAV商品企画部の片岡秀夫参事は、「決して“思いつき”の製品ではない。RD-XS53に搭載した“ネット de ダビング”が伏線だった」と話す。
東芝デジタルAV事業部DAV商品企画部の片岡秀夫参事。後ろのプロジェクター画面は「ネット de ナビ」が3つ起動しているパソコンの画面
ヘビーユーザーの多くが悩まされているHDD容量不足。しかしパソコンと異なり、DVDレコーダーのHDDを換装したり、増設したりといった対処は不可能だ。このため、ネットワーク経由で録画番組をダビングできる「ネット de ダビング」が登場して以来、RDユーザーの“買い増し需要”が増えているとも言われる。
その点、RD-H1なら、容量が不足したときの“一時退避先”として利用できるほか、2番目、3番目のチューナーとして、あるいはメイン録画機とは別の部屋に設置して“ネットワーククライアント”的な使い方も可能になる。松下「DMR-E500H」のようなレコーダー間のストリーミング再生には対応していないが、「たとえば見たい番組を夜中に一括ダビングしておけばいい。RD間のダビング操作は、パソコンから『ネット de ナビ』で行うこともできる」。