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Opera次期ブラウザのβ2リリース、国際化ドメイン問題に対応

» 2005年03月01日 09時01分 公開
[ITmedia]

 ノルウェーのブラウザ開発企業Opera Softwareは、次期ブラウザの2番目のβ版をリリースした。最近指摘されたWebサイト表示偽装の問題に対応、アドレスバー内部にセキュリティ情報が表示されるようになっている。

 セキュアなサイトでは黄色のセキュリティバーと、セキュリティ証明を保有している組織の名称が表示される。このバーをクリックすると、セキュリティ証明に関するさらに詳しい情報を取得できる仕組み。

 国際化ドメイン名(IDN)処理に関する問題への対応では、特定のトップレベルドメイン(TLD)からローカライズされたドメイン名のみを表示するようにした。ドメイン名登録に関して厳格なポリシーを確立したトップレベルドメインをOperaが選定。信頼できるTLDのリストを定期的に更新し、最大限の保護と使い勝手の良さを保証するとしている。

 Operaは先に出した声明の中で、IDNの問題は単独で解決できるものではなく、ほかのブラウザメーカーやドメイン登録業者などと力を合わせて対処すべき問題だと指摘している。

 β2にはこのほか、セキュリティ証明が無効になっていないことを確認できるOnline Certificate Status Protocol(OCSP)、Atomニュースフィードなどが組み込まれた。同社サイトからダウンロード提供中。

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