ネットアンドセキュリティ総研(以下NS総研)は3月10日、ビー・エム・エフティーが作成したデジタルオーディオプレーヤー関連の調査報告書「デジタルオーディオプレーヤー実態調査2005」の速報を発表した。これによると、オーディオプレーヤー購入者は、価格よりもサイズや音質などの品質を重視する傾向にあるという。
調査では、オーディオプレーヤーの現ユーザーと、今後購入する意志のあるモニターを調査。3200のサンプルを得た。
購入するときに重視する点としては、1位「サイズが小さいこと」(72.4%)、2位「音質が良いこと」(71.7%)、3位「軽いこと」(66.6%)など。一方「価格が安いこと」は4位(63.1%)で、消費者は「価格よりも品質を重視する傾向がみられる」(同社)。
また、購入意欲があるブランド/製品では、「ソニー/ネットワークウォークマン」が49.2%で1位を獲得したが、2位以下は「アップル/iPod mini」(37.6%)、「アップル/iPod」(29.9%)、「アップル/iPod shuffle」(21.1%)と続き、重複分を除くiPodシリーズの購入意向が合計50.2%に及んだ。ただ、アップルとソニーの差は小さく、同社では「ソニーがアップルに追随しそうな勢い」としている。
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