2階には、リニューアルの目玉でもある飲食店街「フードコート」がある。130席のスペースを中心に「マクドナルド」や「ピザーラエクスプレス」、ラーメンの「宇明屋」(うめいや)、シュークリーム専門店「シューファクトリー」の4店が、グランドオープンより一足先に営業を開始した。さらにレストラン街には、蕎麦の「さつま」、「サーティワンアイスクリーム」、中華バイキングで知られる「太陽楼」などが4月から5月にかけてオープンする予定だ。
新規出店が多いなか、“老舗の土産物屋”も負けてはいない。タワービル開業当時から営業している17店が、2階フロアの一角に集結して「東京おみやげたうん」を結成。レンガ調の落ち着いた内装で、郷愁をさそう「東京タワーならでは」の空間を作り出した。
3階、4階は、今のところ変更点は少ない。もちろん「ろう人形館」や「トリックアートギャラリー」は健在で、ギャラリーには13の新作が登場している。また、修学旅行生や一般客の“学習の場”になっている「情報の森」(政府公報展示室)や「とうけいプラザ」も継続。学生の皆さんは安心してほしい。
屋上遊園地は、スペースを拡張して全面リニューアル。新しい遊戯施設を導入したほか、中央にイベントスペース「ガラスの広場」を新設した。4月以降は、毎週日曜日に“大道芸”などの家族向けイベントを実施する予定だという。
東京タワーでは、リニューアル・グランドオープンを記念して、3月19日9時から記念セレモニーを実施する。もちろん、当日はノッポンがお出迎え。展望台にいくと、オリジナルの「ノッポンバッジ」をもれなくプレゼントされる特典もある。
また、3月19日から4月17日までは、記念イベントの一環として東京タワーに“リボン”がかけられる。150メートルの大展望台ガラス面(六本木方面)にピンク色の電光掲示板を設置し、リボンをかたどった「お祝いのリボン・イルミネーション」を点灯。これまでも年末には「2005」など年号を電光表示していたが、「数字以外は初めての試み」という。
点灯時間は、期間中の毎日16時〜翌8時まで。六本木方面にお出かけの際は是非チェックしてほしい。
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