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ネット先進国の利用時間増大が頭打ち傾向――Nielsen//NetRatings調査

» 2005年03月19日 07時47分 公開
[ITmedia]

 米国や欧州などの一部インターネット先進国では家庭でのインターネット利用時間の伸びが鈍化傾向にあり、米国では前年に比べて微減となったことが、Nielsen//NetRatingsが3月18日発表した調査で分かった。

 Nielsen//NetRatingsは世界12カ国・地域で今年2月にWeb利用状況を調査。それによると、米国のホームユーザーのインターネット利用時間は月間平均13時間44分で、前年に比べて2%減少した。ブラジル、ドイツ、スペイン、スイス、スウェーデン、英国も1けた台の伸びにとどまっており、Webのさらなる成長を促すためにはオンライン企業がビジネスを進歩させることが必要だと指摘している。

 月間のネット利用時間が最も長かったのは香港の21時間53分で、前年比の伸び率も25%と12カ国・地域の中でトップだった。日本は14時間50分で前年比12%増加、香港、フランス、イタリアに次いで4番目に伸び率が高かった。

 米国の人気サイトは親会社別ではMicrosoftがトップで、以下Time Warner、Yahoo!、Google、米国政府の順。ブランド別ではYahoo!が首位になり、次いでMicrosoft、MSN、AOL、Googleの順となっている。

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