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PSPのシステムソフトウェアがバージョン1.50にアップデート――動画・音楽を中心としたほぼすべての機能を強化

» 2005年03月24日 16時26分 公開
[ITmedia]

 ソニー・コンピュータエンタテインメントは、本日よりPSPの本体機能を更新するアップデートファイルを公開し、無料のダウンロードを開始したことを明らかにした。今回のアップデートにより、システムソフトウェアはバージョンが1.50となる。

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 アップデート自体は、PSP本体のネットワークアップデート機能を使う方法と、アップデートプログラムをダウンロード、メモリースティック デュオに保存し、PSPを起動してアップデートする方法、そして、アップデートプログラムを含んだゲームを使う方法の3つが用意されている。

 アップデートプログラムを含んだソフトは、4月以降に順次発売される予定とのことだ。こちらを使えば、パソコンまたはネットワーク経由でアップデートを行わずとも、ソフトから直接アップデートを行うことが可能となる。

 なお、バージョン1.00でも、現在発売されている専用ソフトウェアは支障なくプレイすることができる。ただし、今後はシステムソフトウェアのアップデートが必要なソフトも登場するので、必要に応じてアップデートを行ってもらいたいとのことだ。

 バージョン1.50となっての主な更新内容としては、メモリースティック デュオに保存された動画や音楽を再生し、スリープモードから復帰したときに、以前に再生していた箇所の続きから再生できるようになった。

 また、動画では他の動画を再生しても画面モードの設定が解除されないようになっており、MP3形式の音楽データや画像ファイルは、ファイル名やフォルダ名にアクセント付きアルファベットを使用できるようになっている。

 他にも、PSP本体の設定や情報を表示する言語に、これまでの日本語と英語に加えて、ドイツ語、スペイン語、フランス語、イタリア語、オランダ語、ポルトガル語、ロシア語が追加されているとのことだ。

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 なお、現在使用中のPSPのシステムソフトウェアのバージョンについては、「設定」→「本体設定」→「本体情報」を選択し「システムソフトウェアのバージョン」で確認することができる。

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