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ソニー、音声と写真を同時に記録できるデジカメつきICレコーダー

» 2005年04月19日 15時02分 公開
[ITmedia]

 ソニーマーケティングは、デジカメ機能を搭載し音声と写真を1台で記録できる“ビジュアルICレコーダー”「ICD-CX50」を発表、5月21日より発売する。価格はオープンだが、実売想定価格は4万2000円前後の見込み。

photo ICD-CX50

 有効130万画素CCDのデジタルカメラを搭載しており、録音しながら撮影を行ったり、撮影した写真に音声で後からコメントをつけることができる。4倍のデジタルズームとマクロ撮影機能のほか、自分撮りも可能な回転式レンズを備えている

 本体サイズは約45.8(幅)×約101.2(高さ)×約23.5(奥行き ミリ)、約99グラム。内蔵マイクはステレオで、カメラがマウントされているスライド式カバーの下には1.2インチのカラー液晶が搭載されている。

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 256Mバイトのメモリを搭載しており、最大4094枚(640×480ピクセル)の画像を保存できるほか、最長で93時間30分(モノラル標準)の録音が可能だ。画像は1280×960ピクセルでの記録も可能で、その際の撮影可能枚数は最大で約1341枚となる。音声記録については、ST(ステレオ標準)、STLP(ステレオ長時間)、SP(モノラル標準)、LP(モノラル長時間)と4段階に切り替えることができる。

 録音しながら撮影した写真を、音声ファイルのブックマークとして使用できる「ピクチャーブックマーク」機能を搭載しており、写真を見ながら音声ファイルの聞きたい部分をチェックすることができる。ピクチャーブックマークは一覧表示させることも可能で、会議などで発言者が変わるごとに撮影しておけば、発言者ごとのコメントをまとめる時などに便利だ。

 パッケージには専用の管理ソフト「Visual and Voice Editor」が付属する。同ソフトを利用すればピクチャーブックマークの編集、ファイル分割・結合などが行えるほか、CD録音、音声メール送信などの機能も備える。

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