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VHS-DVDをワンボタンでダビングできる快録LUPIN「DR-MV5」

» 2005年05月11日 16時47分 公開
[ITmedia]

 日本ビクターは5月11日、VHS&DVDビデオレコーダー “快録LUPIN”「DR-MV5」を発表した。6月上旬より発売の予定で、価格はオープン。実売想定価格は6万円前後。

photo “快録LUPIN”「DR-MV5」

 新製品はVHSデッキとDVDレコーダーを合体した2in1タイプ。VHS→DVDのダビング時に、未録画のDVDディスク1枚にピッタリ収まるよう画質を調整してくれる「ワンタッチVHSぴったりダビング」機能を搭載しており、「ぴったりダビング」ボタンを押すだけでダビングが行える。

 このボタンを押すと自動的にVHS-DVDのダビングに適した画質へ調整が行われるほか、終了時には電源も自動的にオフになる。VHSテープの頭出し信号(VISS信号)を検出してDVDタイトルを自動生成する機能や、VHSのジッターを抑制するTBCとフレームシンクロナイザーも搭載する。また、VHS→DVDだけではなく、DVD→VHSやVHSに録画した1番組だけのダビングも行える。

 録画可能なDVDディスクはDVD-RAM(カートリッジには非対応)/-RW/-Rで、DVD-RW(ビデオモード)に追記を可能にする「ファイナライズ解除機能」も搭載している。DVD+RW/+RWやMP3/WMA/JPEGデータを記録したCD-R/RWの再生も行える。VHSについてはS-VHSの簡易再生機能も備える。

 搭載するチューナーは地上アナログ(VHF/UHF/CATV)1基でEPGは搭載せず、録画予約はDVD/VHSともにGコードを利用する。DVDの録画モードはXP/SP/LP/EPの4つを搭載し、最長で約6時間(4.7Gバイトディスク使用時)の録画が可能。

 搭載する出力インタフェースはD2×1、S映像×1、光デジタル×1(いずれもDVD専用)と、DVD/VHS共用としてコンポジット映像×2(うち1つはDVD専用)、アナログ音声×2(うち1つはDVD専用)。入力インタフェースとしては、S映像(DVD専用)、コンポジット映像×2、アナログ音声×2を備える。

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