一方のレシーバー(受信機)は、アルミパネルを使ったシルバーボディだ。アダプタとは全く趣が異なるが、置く場所が違うのだから当然といえば当然。前面からチラチラと見える青いLEDも合わせ、オーディオ機器と並べても、さほど違和感のないデザインになっている。
背面端子はコンポジットのステレオ出力のみと非常にシンプルで、こちらも接続する機器を選ばない。欲をいえば光デジタル出力くらいはほしかったところか。
背面のポールアンテナは可動式。アンテナを倒せば、本体を縦置きにもできる。フットプリントは、横置きの場合で100(幅)×24(高さ)×80(奥行き)ミリ。縦置きにすれば、幅24ミリ、奥行き80ミリ(アンテナやケーブルのでっぱりは別)となり、かなりの省スペース。オーディオラックの隙間などに突っ込めるのがありがたい。
さて、Bluetoothトランスミッターの場合、初めて使用するときは、ペアリング(機器認証)の作業が必要になる。ペアリングはアダプタとレシーバーに双方を登録するためのもの。ほかのBluetooth機器が近くにあってもペアにした機器以外の接続を行わなくなる。
作業はいたって簡単だ。オーディオアダプタとレシーバー双方の電源をオンにした後、両方の「ペアリングボタン」を2〜3秒間押し続ける。すると、オーディオアダプタではLEDが青と赤の点滅を始め、レシーバーの青いLEDも早い点滅に変わる。それを確認したら、指を離していい。
しばらくペアリングモードが続いた後、通常の青色点滅に戻って作業完了だ。なお、一度ペアリングしておけば、電源を落としても、次に電源を入れたときに自動的に再接続してくれる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR