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新LIVINGSTATIONを“体感”しに出かけよう(1/2 ページ)

» 2005年06月13日 00時00分 公開
[ITmedia]

 プラズマ/液晶テレビ一辺倒だった国内の大画面テレビ市場に、昨年、セイコーエプソンがリアプロジェクションテレビ(リアプロTV)「LIVINGSTATION」という一石を投じたのは記憶に新しい。その波紋はみるみる広がり、現在ではソニー/日本ビクター/三菱電機/三洋電機など国内大手家電メーカーが、この“第三の大画面”の分野に製品を投入するまでに市場が成長。今後もさらなる拡大が見込まれている。

 リアプロTVブーム再燃の火付け役となったLIVINGSTATIONは、セイコーエプソン100%子会社でPC直販を行うエプソンダイレクトを通じて販売するという“メーカー直販スタイル”が話題となった。

 国内大手家電メーカーが決して真似のできないこの“メーカー直販”のメリットは、ユーザーの生の声がダイレクトに聞けてそれを製品に素早く反映できるというところだ。今回の新LIVINGSTATION“S”シリーズは、このようなユーザーの声をいち早くくみとってそれを見事に製品へ反映している。販売店に依存する大手家電メーカーにはないフットワークの軽さが生かされているのだ。

photo 新LIVINGSTATION“S”シリーズ

 ただし“メーカー直販”は、いいことばかりではない。

 PCでは一定の市民権を得ているメーカー直販というスタイルも、テレビなどデジタル家電の分野ではまだまだ少ない。それは、スペック表である程度性能が分かるPCとは違って、テレビという商品は購入前に画質や操作性などを自分の目で確かめてみたいものだからだ。近年急拡大している家電のネット販売でも、ユーザーは家電量販店などでお目当てのテレビの画質をチェックした上で、ネットショップの購入ボタンをクリックするという。しかし、LIVINGSTATIONは家電量販店には置いていない。

 だが大丈夫、心配は要らない。

 エプソンはそんなユーザーの“見たい、知りたい”に応えるため、昨年5月の初代モデル登場時から全国にLIVINGSTATIONの展示スポットをちゃんと用意。その数もこの1年をかけて着実に増やしてきている。

 その中でも、常設展示と購入受付、そして専門説明員による購入相談に対応した情報受発信基地「EPSON リビングステーション 体感サテライト」はお薦めだ。現在、札幌/仙台/名古屋/大阪(梅田)/福岡に、先日6月7日にオープンしたばかりの横浜が加わり、全国主要都市に合計6カ所の体感サテライトが用意されている。

photo オープンしたばかりの「EPSON リビングステーション 体感サテライト 横浜」
photo サテライト内には、オープン日の6月7日に発表された新LIVINGSTATION“S”シリーズが早速展示されている
photo 実際のリビングをイメージした展示で、ソファーに座ってゆっくり視聴できる

ライフスタイル提案型「VISION」in Aoyamaをチェック!

 さらに東京近辺のユーザー向けには、この体感サテライトを進化させたライフスタイル提案型の情報受発信基地「VISION」in Aoyamaが今年2月にオープンしている。

「VISION」in Aoyamaは、現在の表参道から青山一丁目(東京都港区北青山1-4-7)へ移転し、8月1日午前11時にリニューアルオープンする予定。なお、移転作業などから現在の表参道の店舗は7月24日午後8時をもって閉店する。(移転の詳細はこちら)

photo ライフスタイル提案型の「VISION」in Aoyama

 新たな流行の発信地である東京・青山の表参道にある「VISION」in Aoyamaは、オシャレな街並みの中に違和感なく溶け込んでいる。

 ここでは、プリンタやPCなどのエプソン最新機種も体感できるのだが、ガラス張りの外観から見える店内でその存在を大きく主張しているのが、LIVINGSTATIONの展示コーナーだ。そこにある47V型と57V型の迫力の大画面に、思わず目を奪われる通行人も多い。

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 「VISION」in Aoyamaでは、ユーザーが実際にテレビを使用する生活環境に近い状態でLIVINGSTATIONを体感できるように、ソファーやテーブルといった家具を普通のリビングのように設置し、ちょうど8畳間のスペースになるようにガラスの壁でコーナーを仕切っている。そこに47V型が「壁置き」、57V型が「コーナー置き」というカタチで設置されているのだ。

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 家電量販店のように横並びで設置されていたり、広い空間にポツンと1台あるという展示では、なかなか実際のリビングに置いた時のイメージが湧いてこないもの。47V型/57V型のリアプロTVというと、とてつもなく大きなものという印象があり、「果たして我が家に置けるのだろうか」という心配が常に付きまとうが、この「VISION」in Aoyamaにくればそんなモヤモヤはきれいに解消されるだろう。

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