長瀬産業、20GバイトHDD内蔵で2万円を切るポータブルプレーヤーなど

[ITmedia]

　長瀬産業 TRANSTECHNOLOGYは6月23日、香港Perception Digitalのマルチメディア製品を取り扱うと発表した。その第1弾商品は、20GバイトHDD内蔵のポータブルオーディオプレーヤー「PD-2000」など4機種5製品。同社の直販サイト「DVDirect」で7月7日から販売する（PD-2000は7月下旬発売）。

20Gバイトの1.8インチHDDを内蔵する「PD-2000」

　「PD-2000」は、MP3とWMA（DRM対応）、ADPCMに対応したプレーヤー。容量20Gバイトの1.8インチHDDを内蔵するほか、本体にSD/MMCカードスロットを設けているのが特徴だ。楽曲の保存はもちろん、デジタルカメラで撮影した写真をHDDに一時保管したり、PCとUSB接続してカードリーダーとしても利用できる。

　このほか、MP3ダイレクトレコーディングやボイスレコーディング、テキストビューワーなどの機能も備える。アルミ製のボディは、67（幅）×96（高さ）×18（厚さ）ミリ。重量は150グラムで、内蔵リチウムイオン充電池により連続17時間の駆動が可能だ。PCインタフェースはUSB 2.0。USB充電もサポートする。

　発売は7月下旬になる予定。価格は1万9800円。

5GバイトHDD内蔵の「PD-1001」

　「PD-1001」は、容量5Gバイトの1インチHDDを内蔵したポータブルオーディオ。52.5（幅）×79.2（高さ）×17.7（厚さ）ミリ、85グラムのコンパクトなボディになっている。

「PD-1001」

　再生可能なオーディオファイルは、MP3、WMA（DRM含む）、ADPCMの3種類。内蔵リチウムイオン充電池により、12時間の駆動が可能だ。MP3ダイレクトレコーディングやボイスレコーディング、テキストビューワーなどの機能も備える。

　価格は1万8400円。7月7日発売予定だ。

SD/MMCカード使用の「PD-205」

　「PD-205」は、SDカードもしくはMMCをメディアとして使う（別売）ポータブルオーディオプレーヤー。対応ファイルはMP3とWMA。単4電池1本で約12時間駆動できる。

SD/MMCカードスロットを備えた「PD-205」

　本体サイズは53（幅）×53（高さ）×16（厚さ）ミリ。重量は35グラム。液晶パネルも搭載しながら3780円という低価格も魅力だ。発売は7月7日を予定している。

1インチポータブルHDDもラインアップ

　「PD-1500」は、1インチHDDを使用した小型のポータブルHDDだ。容量は2Gバイトと5Gバイトの2種類。PCと接続するためのUSB 2.0ケーブルを本体に収納できるため、スマートに持ち歩くことができる。オーディオプレーヤー機能はない。

1インチHDDを使用したポータブルHDD「PD-1500」

　本体サイズは52.5（幅）×79.2（高さ）×17.7（厚さ）ミリで重量は85グラム。本体にアンチショックプロテクション機能を持つほか、衝撃を吸収するケースが付属する。