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三洋、着脱可能なエアーバッグ付きマッサージチェア「MasterHand」

» 2005年07月07日 17時53分 公開
[ITmedia]

 三洋電機は7月7日、マッサージチェアの新製品「MasterHand」(HEC-DR6000)を発表した。独自の「コリセンサー」「足裏温熱・うねり指圧」などにくわえ、業界初の「腕/ふともも用エアーアタッチメント」を新たに搭載した。価格は52万2900円。8月1日に発売する。

photo 「MasterHand」(HEC-DR6000)

 「腕/ふともも用エアーアタッチメント」は、U字型をした着脱可能なエアーアタッチメント。内側に4つのエアーバッグを組み込みんでいる。腕やふとももなど好みの部分に被せるようにして装着すると、エアーバッグが2つずつ膨らみ、手で掴んだり、揉んだりするような心地よいマッサージを実現できるという。

photo 腕やふとももまでマッサージできるエアーアタッチメント。使用しない時には肘掛下部のサイドポケットに掛けておける

 また、「足裏フィット」も新搭載。従来製品では、電動リクライニングでフルフラットにすると足裏までマッサージできなかったが、新製品では足部とふくらはぎ部に角度を持たせたリクライニングが可能になり、フルフラット時でもしっかり足裏マッサージが体感できるようになっている。足部のマッサージには、従来通り&「足裏温熱・うねり指圧」機能を採用。ヒーターの温熱により、リフレクソロジーサロンで施術前にお湯に足を浸すのと同じ効果を期待できる。

 「コリ感センサー」機能は、ウソ発見器の技術をマッサージチェアに応用したもの。マッサージの刺激で起こる“発汗”と“脈拍数”の変化から身体の各部位の状態を検知する。施療中も常に測定を繰り返し、リアルタイムでマッサージ動作へフィードバックするため、施療の進捗状態に応じて適切にマッサージできる。

 センサーと連動して肩を揉みほぐすのが、「肩つかみもみ」機能。マッサージユニットにある4つのもみ玉に、人の手の親指のような動きをする「自在親指」機構を搭載。上側と下側のもみ玉を連携させ、硬くなった僧帽筋をしっかりと掴んで揉みほぐす。上側のもみ玉突出量は16センチある。

 本体サイズは、フットレスト収納時で730(幅)×1240(奥行き)×1200(高さ)ミリ。重量は約68キロ。本体は人工皮革製で、カラーはヨーロピアングレーのみとなっている。

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