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マクセル、水銀/鉛フリーの“金メッキ”SRボタン電池

» 2005年07月14日 18時21分 公開
[ITmedia]

 日立マクセルは7月14日、水銀と鉛の使用料をゼロにしながらも従来品と同等の長期保存が可能な酸化銀電池(SRボタン電池)を発表、9月1日より販売すると発表した。ラインアップはSR44/SR43/SR1130/SR1120/4SR44/SR626SW/SR621SWの7種類で、SR44については2個パックも用意される。価格は399円より。

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 ボタン電池は腕時計やキッチンタイマー、体温計などさまざまな機器で使用されているが、一般的なボタン電池は内部でのガス発生や液漏れを防ぐため、ごく微量ながらも水銀や鉛が使用されており、環境面から問題視されていた。

 新製品は独自の負極集電体防食技術の投入や、耐腐食性を有する亜鉛合金を採用することで、水銀と鉛の使用量をゼロとすることに成功した。また、正極缶には接触抵抗が低く耐腐食性の高い金メッキが施されており、長期保存後の使用時にも接触抵抗が低く抑えられている。また、金メッキは正極缶だけに施されるため、プラスマイナスの判別も容易に行える。

 パッケージは、売り場で簡単にサイズを確認できる「スケール付パッケージ」。凹型のくぼみが設けられており、使用済みボタン電池をこのくぼみに当て込むだけで、簡単にサイズが確認できる。また、パッケージの裏面には二次元バーコードが用意されており、ここから同社サイトへアクセスし、同社製品と他社製相当品をチェックすることができる。

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