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ビクター、400GバイトHDDを搭載した3 in 1「快録LUPIN」新製品

» 2005年07月29日 13時25分 公開
[ITmedia]

 日本ビクターは7月29日、DVD/HDDレコーダー「快録LUPIN」シリーズの新製品3機種を8月上旬より販売すると発表した。発表されたのはVHSを一体化した3 in 1タイプの「DR-MX50」「DR-MX10」と、VHSを搭載しないDVD/HDDレコーダーの「DR-MH300」で価格はそれぞれオープン。実売価格は「DR-MX50」が13万円前後、「DR-MX10」が10万円前後、「DR-MH300」が9万円前後の見込み。

photo 400GバイトのHDDを搭載した3 in 1タイプ「DR-MX50」

 DR-MX50は、VHS+DVD+HDDの3 in 1タイプのレコーダーとしては最大(同社)という400GバイトのHDDを搭載する(DR-MX10とDR-MH300のHDDはそれぞれ250Gバイト)。DR-MX50とDR-MH300は音声と映像をデジタル信号で伝送するHDMI端子も備えている。

photo DR-MX10
photo DR-MH300

 各機種ともボタンひとつで操作ガイドを表示し、ユーザーを手助けする「お助けガイド」を搭載するほか、視聴中の番組などを最大3時間までさかのぼって見ることができる「さかのぼり録画」を備えている。

 VHS一体型のDR-MX50/10は、VHS→DVDのダビング時に、DVDディスク1枚にピッタリ収まるよう画質を調整してくれる「ワンタッチVHSぴったりダビング」も備える。これはボタンを押すと自動的にVHS-DVDのダビングに適した画質へ調整が行われるほか、VHSテープの頭出し信号(VISS信号)を検出してDVDタイトルを自動生成する機能も備えている。

 録画可能なDVDディスクはDVD-RAM(カートリッジには非対応)/-RW/-Rで、VRフォーマットでファイナライズされたDVD+RW/+RWの再生も可能。MP3/JPEGデータを記録したCD-R/RWの再生も行える。

 DR-MX50/10は地上アナログ(VHF/UHF/CATV)チューナーを2基(DR-MX50はBSアナログチューナーも)搭載しており、EPGによる録画予約も行える。DR-MH300は地上アナログチューナーのみを1基搭載する。録画モードとしてはXP/SP/LP/EPとマニュアル設定の5つを搭載し、DR-MX50ならばHDDに最長で約527時間の録画が行える。

 本体サイズはDR-MX50とDR-MX10が435(幅)×96(高さ)×384(奥行き)ミリ、DR-MH300が435(幅)×70(高さ)×300(奥行き)ミリ。

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