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“後付け車載カメラ”から“音が出る鞄”まで――ワコー商談会(1/2 ページ)

» 2005年08月10日 01時29分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]

 昨年、車につける“しっぽ”「サンクステイル」で話題になったカー用品メーカーのワコーが新製品商談会を催した。「カーエンターテイメント」を標榜する同社だけあって、実用的なのか、冗談なのか、ちょっと微妙な製品が目白押しだ。気になるものをピックアップしてみた。

phtoo 車やバイクでも光モノは大人気。会場には同社製品でドレスアップしたスクーターが展示されている

 なお、展示品は開発中のものも多く、デザインや機能は変更される可能性が高い点をご了承いただきたい。

寂しい男の必需品――「ドアボイス」(仮)

photo 「ドアボイス」(仮)の試作品。ケーブルの先はドアの開閉センサー

 「ドアボイス」(仮)は、独り身の男性をターゲットにした“癒し系”アイテムだ。付属のセンサーを愛車や自宅のドアに取り付けておくと、ドアを開けたときに、女性の声で「いってらっしゃい」「早く帰ってきてね」などと優しく声をかけてくれる。なんだか一層寂しくなりそうな気もするが、あまり深く考えないほうがいい。

photo ドアを開けると「いってらっしゃい」

 本体には時計を内蔵していて、朝、昼、晩という時間帯に沿ってセリフを変える機能もある。たとえば朝なら「おはようございます」、夜なら「こんばんは」といった具合だ。また、メモリを内蔵して録音機能を持たせることも検討中だという。発売は2006年度内の見込み。

ミニカーがアナタの運転を再現――「ライドオン」(仮)

photo 「ライドオン」(仮)

 「ライドオン」(仮)は、ミニカーが「実際の車の動きを真似する」というユニークなダッシュボード用アクセサリーだ。左折すればミニカーも左を向き、加速するとミニカーはウィリー。紙コップの水などより荷重移動がよく分かる(?)。

 実は、台座部分に加速度センサーが入っていて、その情報をもとに上のミニカーが前後左右に移動する仕組み。さらに周囲に埋め込まれた磁石に反発して、ぴょこぴょこと上下にも動くため、真似というより、かなり誇張されたコミカルな動きになる。

 ライドオンの発売は「早くても来年」。価格は3000円程度になる見込みだ。

迫力の車載カメラ映像を手軽に――「アイボール」(仮)

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