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三洋、HD DVD用の1チップLSIを開発

» 2005年08月11日 13時01分 公開
[ITmedia]

 三洋電機は8月11日、HD DVDの記録再生機能にくわえ、現行DVDとCDの記録再生を実現する信号処理LSIを発表した。1チップ化により、HD DVDレコーダーなどの省スペース化と低コスト化が可能になるという。2006年春以降の量産出荷を予定している。

 HD DVD専用デジタルリードチャネル回路と自動調整回路を新規に開発。エラー訂正回路ブロックなどはDVD/CD系回路とHD DVD系回路を共用化し、回路構成をコンパクト化した。パッケージは216pin LQFP。

 HD DVDの記録再生のほか、DVDビデオ再生、DVD±R/±RWの記録再生、DVD-RAM再生、CD-ROM再生、CD-R/RWの記録再生をサポートする。三洋電機では、HD DVDプレーヤーおよびレコーダーのほか、PC用ドライブなどへの搭載が期待できるとしている。

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