1位 “後付け車載カメラ”から“音が出る鞄”まで――ワコー商談会
5位 複雑な気持ちでポッドキャストとiTMS-Jに向かい合うミュージシャン
6位 ジョブズ氏来日――「iTMS-Jは日本のためにつくられた」
7位 アップル、iTMSを日本で開始――100万曲・中心価格150円でスタート
8位 太平の眠りを覚ます宇宙船? キヤノンDVDビデオカメラ「DC20」
9位 誰もが使える“万能選手”――松下LUMIX「DMC-FX9」
先週に続いてiTMS-J関連の記事が上位を占めた今週のランキング。そんな状況でトップに立ったのは、意外にも自動車アクセサリーメーカーであるワコーの商談会レポートだった。世界初の車載用“しっぽ”「サンクステイル」を世に送り出した同社だが、今回も期待を裏切らないユニークな新製品を数多く並べていた。
さて、記事では開発中のものを中心に取り上げたが、既発売の製品にも面白いものが多い。たとえば、下の派手な携帯電話。同社の「金箔銀箔転写ステッカー」を貼ったものだ。
表面が盛り上がったステッカーは、そのデザインや色と相まって“蒔絵”のような雰囲気を醸し出している。なるほど。好きな人にはたまらない感じのステッカーだ。
「われわれとしては、バイクのヘルメットなどに貼ることを想定していたのですが、発売してみたら、なぜか考えていたよりも“小さい”ステッカーの売れ行きがいい。調べてみると、どうやら携帯電話に貼る人が多いということがわかりました」(同社)。
意外な使い方を知ると、すぐにそれをマーケティングに活かすあたり、抜け目がないというべきか。ちなみに金箔銀箔転写ステッカーは、「ホントの金ではありません」とのこと。いや。値段を見れば分かりますって。
こちらは車載用アロマテラピーユニットの「ルミアロマ」。エッセンシャルオイル入りの“香り玉”をこの中に入れると、約60度に温めて香りを揮発させるというアイテムだ。しかも、香りの元は100%天然アロマ。専門家のアロマセラピストが監修した本格派だ。
「ルミアロマは、芳香剤の強い香りが苦手な人、あるいは車内で本格的なアロマテラピーを楽しみたいといったユーザーに支持されています。車のアクセサリーでは珍しく、約4割が女性ユーザーというデータもあります」。
そして9月には、今回展示したカバー付きのアロマユニット「デザイン香炉スティックタイプ」3種(各2680円)と別売のカバー4種(各480円)を投入する。カバーは、いわばランプシェードのような役割を持ち、しかも香りを放ちながら、ゆっくりと“回る”という。カバーのデザインは、炎をイメージした「フレアー」や「流画」など4種類。光モノ好きにはたまらない(?)。
一方の香り玉は、ストレート×10種類、ブレンド×10種類をラインアップしている。人気があるのは柑橘系で、ストレートなら「オレンジ」「ライム」「レモングラス」など。ブレンド系でもやはり柑橘系の「スウィートハート」が一番人気だ。「カップル向けのロマンチックでエネルギッシュな香りです」(同社)。
製品名 | スウィートハート |
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概要 | ほのかな柑橘系が健康的な“色気”を醸し出す香り。2人の時間を素敵に演出したい気分の時に(同社資料より) |
ちなみに、スウィートハートに含まれる「イランイラン」という植物。インドネシアでは昔から、その花を新婚カップルの“寝室”に飾る風習があるそうだ。……欲しい方はカーショップへどうぞ。
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