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もう迷わない“2枚で1990円DVD”お盆休みひきこもり企画:Vol.1(1/2 ページ)

» 2005年08月15日 19時27分 公開
[本田亜友子,ITmedia]

 近頃のDVDの値下がりっぷりには驚くばかり。本当に安くなりました。でも、映画館で観たお気に入りの作品や、好きな女優が出ている作品など、安さに惹かれて買おうとすると“2枚で××円”の文字。この2枚目を選ぶのに、結構苦労することもありますね。適当に選んだら、まったく趣味に合わない作品だったりとか。そんな方に、20世紀FOX(20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン)の「今だけ2枚で¥1,990キャンペーン」の中から、観たい傾向別鉄板ペアをご紹介します。

ロマンチックな気分を味わいたい

『9か月』
出演:ヒュー・グラント、ジュリアン・ムーア他/ 監督:クリス・コロンバス

 ロマンティックコメディの王子様といえば、ヒュー・グラント。この作品でも、ハンサムだけどちょっとマヌケな男をコミカルに演じています。自由な独身生活を謳歌していたサミュエル(ヒュー・グラント)に、恋人のレベッカ(ジュリアン・ムーア)が、突然、妊娠したことを告げます。

 結婚なんてまだまだ、子どもなんてムリムリと思っていたサミュエルは、途端に怖気づいてしまいます。そんなサミュエルに愛想を尽かしたレベッカは別れを決意。それでもさまざまな障害を乗り越え、レベッカへの愛に気付き、サミュエルは成長していきます。サミュエルとレベッカを励ます、産婦人科医役のロビン・ウィリアムスも小ネタで笑いを取ってます。

『ル・ディヴォース 〜パリに恋して〜』
出演:ケイト・ハドソン、ナオミ・ワッツ他/ 監督:ジェームズ・アイヴォリー

 正統派・幸薄め美女ナオミ・ワッツと、ファニーフェイスのスマイル美女ケイト・ハドソンが共演した『ル・ディヴォース 〜パリに恋して〜』。『眺めのいい部屋』でアカデミー賞を受賞したジェームズ・アイヴォリー監督が、フランス式大人の恋愛をレクチャーしてくれます。

 姉のロクサーヌ(ナオミ・ワッツ)を訪ねて、パリへやって来たイザベル(ケイト・ハドソン)は、姉の結婚生活がうまくいっていないことに驚きます。やっぱりフランス人男性との結婚は難しかったのか? イザベルはとまどいつつも、パリで出会った男性と恋に落ちてしまいます。その恋のキーアイテムは真っ赤なケリーバッグ。さすがパリ! 姉妹の恋の行方よりも、ファッションにときめいてしまうおしゃれな作品です。


泣いて泣いて心を洗いたい

『ローズ』
出演:ベット・ミドラー、アラン・ベイツ他/ 監督:マーク・ライデル

 1960年代のアメリカで、アルコールとドラッグに溺れながらも、魂の叫びを歌い続けた女性シンガー“ローズ”。この作品のモデルになったと言われているのが、27歳で亡くなったジャニス・ジョプリン。ローズを演じたベット・ミドラーは、ジャニスが乗り移ったかのように激情をさらけ出します。

 太く短く生きた彼女の生涯を熱く描いたこの作品で、圧巻なのはラストのライブシーン。近年はコメディ映画の“おばちゃん”役がハマっているベット・ミドラーですが、この若き日の歌唱力、表現力に泣かされること間違いありません。20年以上前の作品ですが、何度も観ても涙が溢れる名作です。

『アップタウン・ガールズ 特別編(初回限定生産)』(8月19日発売)
出演:ブリタニー・マーフィ他/ 監督:ボアズ・イエーキン

 現在公開中の『宇宙戦争』では、トム・クルーズの娘役でキャーキャー騒ぎまくりのダコタ・ファニング。演技派の彼女が、神経質なお嬢様になりきったのが『アップタウン・ガールズ』。

 ロックスターだった父親の遺産で暮らしていたモリー(ブリタニー・マーフィ)はある日突然一文無しになってしまい、レイ(ダコタ・ファニング)のベビーシッターとして働きだします。ドジで世間知らずなモリーを、クールで博識なレイはとことん嫌います。やがて、そんなレイの態度が、寂しさの裏返しと気付くモリー。強がっていても本当はもろい女の子の気持ち、年の差があっても通じ合う友情物語に、思わずウルウル泣かされちゃいます。


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