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家庭用ロボット「wakamaru」の販売支援共同体が発足

» 2005年08月17日 19時48分 公開
[ITmedia]

 三菱重工業は8月17日、家庭用ロボット「wakamaru」(ワカマル)の販売支援・管理運営に関する共同運営組織(通称:JV)を発足したと発表した。「wakamaru」の商品化・販売へ向けて、協力体制を構築していくという。

photo 家庭用ロボット「wakamaru」(ワカマル)

 JVに参画したのは、三菱重工業のほか、伊藤忠商事/オムロンフィールドエンジニアリング/住友商事/西華産業/ベルシステム24/三菱商事の計7社。3つの商社(伊藤忠商事/住友商事/三菱商事)が「wakamaru」の販売支援、西華産業が「wakamaru」が提供する情報などのアプリケーション、ベルシステム24が販売・運用時の顧客管理&コールセンター運営管理、オムロンフィールドエンジニアリングが設置・保守などのフィールドサービスを担当する。

 各方面からの企業の参画により「“人と暮らす”家庭用ロボット」という新コンセプト商品とサービスの提供に向けた万全な体制を構築するという。

 「wakamaru」は、複数のセンサーや画像処理機能を内蔵した家庭用ロボット。オーナーやその家族などの顔を認識し、自分の位置を認識する高い信頼性と安全性を備えている。自らが人に近づきアイ・コンタクトでコミュニケーションをとることでオーナーの生活シーンや時間帯を学習し、自分自身の行動予定を更新していく機能を装備。また、インターネットを介して、オーナーの生活リズムを参考に自分から話題(天気予報など)を提供する機能なども備えている。

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