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ニュース2005年08月24日 20時59分 更新
“ダブル地デジ”に“1Tバイト”――日立の新型「Wooo」 (2/2)録画機能は「R1」「R2」に分けられていて、予約時にどちらで録画するか選択するスタイルだ。ただしMPEG-2エンコーダが1基のため、「R2」はデジタル放送(TS録画)専用。またVR録画、TSXモード録画、ダビング時のダウンコンバートなどエンコーダを使用する作業を同時には行えない。
使用中のレコーダーは、本体前面のLEDや画面表示で確認できるデジタル放送録画に関しては、ハイビジョン番組にも対応する“HD追っかけ再生”やEPG予約時の“番組追従対応”など「従来のアナログ録画機と同様の使い勝手をハイビジョン番組録画でも実現する」機能を備えた。 さらに、デジデジ2コ録り“ならでは”のメリットもある。たとえば、同じ番組をTS録画とVR録画しておけば、コピーワンス番組であっても「保存用のDVD」と「HDD内のハイビジョンデータ」の両方が手元に残ることになる。「B-CASカードは、1つの筐体に1枚という規約がある。同時録画を同じ筐体で行う以上は問題ない」(同社)。 フォルダのように使える「ワケ録」GUIは春モデルと比べて多少の変更がある。たとえばEPG画面は5局表示となり、選択中の番組をポップアップして拡大表示するようになった。録画予約画面も従来のウィザード式から、1ページにまとめて表示するスタイルに変更。設定を変える必要がなければ、決定ボタンを押すだけで予約が完了する。なお、アナログ放送用のEPGは搭載していない。
デジタル放送のEPG。選択中の番組をポップアップする
1ページで完結する録画予約画面録画時間が増えてくると、番組の検索機能なども必要だ。日立では、録画した番組を自動的に分類し、検索も簡単に行える「ワケ録」を新たにくわえた。ワケ録は、一種のフォルダ機能で、リモコンの「ワケ録ナビ」ボタンを押すと、番組名やジャンルなどで自動的に分類された画面が表示される。ここから、たとえば過去数週間ぶんの連続ドラマを連続再生したり、数話分を一括ダビング、あるいは一括消去するといったことも可能だ。
「ワケ録ナビ」の画面。タイトルによって自動的に分類するワケ録は、番組タイトルのほか、番組のジャンル、放送チャンネル、視聴状況(未視聴、視聴済み)で自動的に分類してくれるほか、ユーザー設定にも対応できる。事前に名称を付けたフォルダを作っておけば、録画予約時に録画場所を指定可能。前面のUSBポートにPC用キーボードを接続すれば、フォルダ名の入力なども容易だ。 このほか、初心者層を想定して、リモコンに「おしえてボタン」を新たに備えた。このボタンを押すと、「録る」「見る」「消す」といった目的別の分かりやすいメニューが大きな文字で並ぶ。あとは方向キーと決定キーで選択していくだけで目的の機能に辿り着ける。
「おしえてボタン」で表示されるメニュー。文字が大きくて見やすい地上デジタルの波にのるハイビジョン録画にフォーカスした独自の製品展開を行ってきた日立製作所は、急激な低価格化の影響を比較的受けていない反面、市場シェアでは他社に水をあけられている。同社によると、昨年のハイビジョン録画対応機の投入以来、シェアは台数ベースで約3%前後という。 しかし、「ハイビジョンレコーダーに限れば約50%のシェアがある」という同社は地上デジタル放送の広がりに合わせて、シェア拡大を目指す。「2004年はデジタルレコーダー全体に占めるハイビジョンレコーダーの割合が7%に過ぎなかったが、2005年は全家庭の14〜15%ほどに地上デジタル放送が入り、レコーダーも3割以上がハイビジョンタイプになるだろう。このうちのシェア35%を目指す」。 なおBlu-rayレコーダーに関しては、「発売する以上は、ユーザーにどのような付加価値を提供できるのかが問題だ。単なる“技術発表の1番乗り”を目指すつもりはない」としながらも、「2006年の“正しいタイミング”で出していきたい」と話していた。 関連記事
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