フィリップスは「自社開発史上、最も革新的」(同社)という電動シェーバー「HQ9100シリーズ」「HQ8100シリーズ」を9月21日より販売すると発表した。販売されるのは、「HQ9190」「HQ9170」「HQ9160」「HQ8160」「HQ8140」の5製品で価格はオープン。実売価格は3万3000円前後(HQ9190)〜1万3000円前後(HQ8140)になる見込み。
同社のシェーバーは肌にやさしい事で知られているが、新製品は肌への優しさはそのままに新開発の「トリプルトラックヘッド」や「サスペンションシステム」を搭載、シェーバーとしての能力を向上させたうえで、「深ゾリなのに肌にやさしい」点をアピールする。
トリプルトラックヘッドは、1ヘッドに3列の刃(従来製品は1ヘッド1列)を配置してシェービング面積を従来比50%アップさせた。これによって、一度に多くのヒゲをキャッチでき、ヒゲそり効率がアップした。忙しい朝もスムーズに身だしなみを整えることができる。
HQ9100シリーズにはシェービングユニット自体が前後に動く「サスペンションシステム」を搭載。各ヘッドが上下に稼働する「3次元密着機構」とあせて、アゴ下やエラからのどにかけてのそり残しが発生しやすい部分もきれいにそり上げる。また、肌の状態にあわせてヘッドの“あたり加減”を調整する「コンフォート・セッティング」機能も搭載している。
既存製品に搭載されている機能も投入されている。内刃は1枚目の刃でヒゲを引っぱり、2枚目の刃でカットする2枚1組の「ダブルカッター方式」となっているほか、外刃は「スリット&ホール」と呼ばれる特殊な形状となっており、ヒゲの長短を問わずに快適なシェービングが可能だ。全製品とも水洗いが可能となっているほか、静音設計となっており日常品としての使い勝手も良好だ。
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