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ヤマハ、新2.1ch仮想音響“AIR SURROUND”搭載のシアターシステム

» 2005年08月25日 22時49分 公開
[ITmedia]

 ヤマハは8月25日、コンパクトサイズのホームシアターシステム“シネマステーション S30”シリーズを発表した。10月下旬から発売する。フロント用2chスピーカー、サブウーファー、センターユニットをセットにした「AVX-S30」と据置型DVDプレーヤー「DVD-S30」の2種類をラインアップ。価格はオープンで、市場予想価格は「AVX-S30」が5万円前後、「DVD-S30」が2万5000円前後。本体色はホワイト。

photo “シネマステーション S30”シリーズ(写真は「AVX-S30」と「DVD-S30」のセット)

 「AVX-S30」には、新開発の2.1chバーチャルサラウンド技術「AIR SURROUND(エアーサラウンド)」を搭載。専用設計のフロントスピーカー2本とサブウーファーだけで、5.1chサラウンドの臨場感を生み出すという。「スイートスポットが広く自然で豊かなサラウンド感を実現した」(同社)

 センターユニットは縦/横置き自在なコンパクトサイズ設計。薄型テレビなどと組み合わせてすっきりと設置できるという。ワンタッチで接続できる専用スピーカーコードも装備。

 センターユニット内蔵のアンプ部は、同社製デジタルアンプICを採用した高音質パワーアンプを採用し、ドルビーデジタル/DTS/AACなど主要なサラウンドフォーマットに対応。前方2本のスピーカーで5.1chを再現する「ドルビーバーチャルスピーカー」機能も搭載。同社独自の音場創成技術「シネマDSP」を活用したサラウンドプログラム、夜間のシアター観賞を快適にする「サイレントシネマ」「ナイトリスニングモード」を装備した。

 サブウーファーには、同社独自の重低音再生技術「A-YST(アドバンスド・ヤマハ・アクティブサーボ・テクノロジー)」と、低音エネルギーを4水平方向に効率よく放射する「QD-Bass(キューディー・ベース)テクノロジー」を採用した。

 「DVD-S30」は、「AVX-S30」とマッチするサイズとデザインを採用したプログレッシブ対応DVDプレーヤー。DVDビデオのほか、DVD-RW(VRモード、CPRMディスクにも対応)、DVD-R/RW(ビデオモード)、DVD+R/+RW、スーパービデオCD、ビデオCD、音楽CD、CD-R/RW(MP3/JPEG再生可)など、幅広いディスクメディア&フォーマットに対応した。

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