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Googleが初のMac OSソフト開発――まずはGmail Notifier

» 2005年09月03日 08時23分 公開
[ITmedia]

 米Googleは自社のメールサービスGmailの新着メッセージを通知するアプリケーション、Gmail NotifierのMac OS X対応β版を公開した。Gmail NotifierはこれまでWindows版しかなかった。

 Gmailサービス自体はWebブラウザで利用できるWebメールだが、この新ツールを使うことにより、ブラウザを開かずにメッセージを見ることができる。このほかに、ブラウザでGmailを開くときにログインする必要がなくなる、Gmailをデフォルトのメールプログラムにできる、などの機能がある。

 Gmail Notifierを起動すると、メニューバーに常駐し、未読メッセージ数が表示される。メールチェック、インボックスへのアクセス、新規メッセージ作成などがこのメニューから可能。

 作者のグレッグ・ミラー氏はGoogleのソフトウェアエンジニアで、Google独特の「仕事時間の20%を自由な開発に使っていい」制度を利用し、「自分自身がMacユーザーで家族もほとんどがMacユーザーなので、すべてのMacユーザーが便利になるアプリケーションとしてGmail Notifierを開発することにした」と述べている。

 また、同氏は「これはGoogle初のMacソフトだが、これが最後になることはないだろう。Macユーザーのみなさん、ご期待を!」と結んでいる。

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