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大胆なほど超スリムなプレーヤー、「iPod nano」を使ってみたレビュー(2/3 ページ)

» 2005年09月09日 17時10分 公開
[北村明子,ITmedia]

 また、選択ボタンを押したつもりが、早送りボタンを押してしまったことも。慣れるまで少々操作しづらいかもしれない。

 液晶画面は1.5インチ。小さいながら、文字もすっきりと見やすく、取り込んだ写真を見ても意外とクッキリしていてキレイ。だが、画面が小さすぎて細部がよく分からないなぁと感じたのも正直なところ。ちなみにiPodの液晶サイズは2インチ、iPod miniは1.67インチ。

photo 文字も読みやすい
photo 写真のサムネイルは4×3
photo 小さいながらも写真もキレイに映る
photo ソリティア。スペートとクローバの区別がつきにくかった

本体下部に付けられたヘッドフォンジャック

 iPod nanoはiPodシリーズとして始めてヘッドフォンジャックが本体下部につけられている。個人的にもiPodを使っている際、ヘッドフォンのケーブルがジャマだなあと感じることが多々あったので、これには賛成。

photo ヘッドフォンジャックは本体下部

 また、ヘッドフォンを下部に接続するため、ズボンのポケットに入れる際などには自然と液晶部が下に、ホイール部が上になる。このため、iPod nanoを取り出してから、わざわざひっくり返して持ちかえこともなく扱えるので便利。

photo ポケットから抜き出してそのまま使える

 しかし、ヘッドフォンジャックのすぐ横にはDockコネクタがあるので、ヘッドフォンとコネクタを両方接続すると、コネクタを抜くために、いったんヘッドフォンを外さなければならなくなる。私はたまに、iPodをUSBで充電しながら音楽を聞くことがあったので、手軽にコネクタを抜き差しできなくなってしまったのは残念なトコロ。

 また、市販のポータブルスピーカーで、ヘッドフォンジャック経由で出力するものは、iPodを立てて利用することができなくなってしまった(iPod nanoを逆さにすれば使えるけど、結構みっともない)。また、Dockにさす場合もヘッドフォンジャックが埋ってしまうので、その状態で曲を聞きたい場合は、Dock経由でスピーカーに接続するしかない。

photo ヘッドフォンケーブルとコネクタが隣接

 もうひとつ、変更ではないのだが、気になったのはホールドの位置。iPod nanoはiPod miniの後継機種として発売されたためか、ホールドは左上に付いている。しかし、ご存知のとおりiPodは右上にある。iPod miniからの乗り換えならば問題ないけど、iPodユーザーだと「あれ?」と思ってしまう。

photo 下から、iPod、iPod mini、iPod nano

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