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ソニー、フロントサラウンド技術「S-Force」搭載のホームシアターシステム(1/2 ページ)

» 2005年09月09日 19時06分 公開
[ITmedia]

 ソニーマーケティングは9月9日、バーチャルサラウンド技術「S-Force フロントサラウンド」を搭載したホームシアター用スピーカーシステムなど4製品を発表した。10月10日から順次発売する。価格はすべてオープン。

製品型番 概要 市場想定価格(※1) 発売日
DAV-X1 2.1chフロントサラウンド 16万円前後 10月10日
RHT-G1000 シアタースタンドシステム 15万円前後 10月20日
HT-LC150FS 3.1chフロントサラウンド 4万5000円前後 11月10日
HT-SL800W ワイヤレスサラウンドシステム 9万円前後 11月10日

※1:価格はオープン

 「DAV-X1」「RHT-G1000」「HT-LC150FS」の3モデルは、新開発のバーチャルサラウンド技術「S-Force フロントサラウンド」を搭載した。S-Forceは、2つのフロントスピーカーだけで仮想的に5.1chのサラウンド音場を再現するもの。新開発のDSPが独自アルゴリズムで壁などの反射音やリアスピーカーの音を再現する。またDAV-X1とRHT-G1000には、アンプ部やスピーカー部にチューニングをくわえてリアリティを追求したという「S-Force PRO フロントサラウンド」を採用した。

photo DAV-X1

 DAV-X1は、フロント用の小型スピーカーとサブウーファー、DVDプレーヤーのセットだ。DVDプレーヤーは、DVD-R/-RWやDVD+R/+R DL/+RWの再生にくわえ、SACDもサポートする。DVDメディアに記録したMP3の再生も可能。また、AM/FMチューナーと総合出力300ワットのアンプを搭載した。

 「S-Force PRO フロントサラウンド」を搭載。対応サラウンドフォーマットは、ドルビーデジタル、DTS、ドルビープロロジックII、MPEG-2 AAC。HDMI出力のほか、D2端子、S端子/コンポジット×2系統の出力端子を備える。

 フロントスピーカーは、5センチ径のフルレンジユニットを採用。フロント用とサラウンド用それぞれのユニットを搭載している。外形寸法は162(幅)x78(高さ)x134(奥行き)ミリ。15センチコーン型×2のサブウーファーは、205×362×489ミリで約9.8キロの重さがある。

6本のスピーカーを内蔵したテレビスタンド

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