登場する魚は、Clownfish(カクレクマノミ)、Zebra Fish、Angelfish、Stingray(エイ)、サメ、タコなど、かなり幅広い。岩に開いた小さな穴からは、ウツボが飛び出してきたりもする。動きに関しては、あまりリアルではないのだが、魚の種類ごとに泳ぐ速度にメリハリがつけられている点がそれっぽい。ゆったりと回遊するタコやウミガメの横を、小魚の群れが猛スピードで通り過ぎていく様はなかなかの見ものである。“絵”としてのまとまりは「Sharks, Terrors of the Deep」に軍配が上がるが、「OceanDive」は豊富な仕掛けで楽しませてくれる。
ただ、視点が動かせる分、処理は複雑で、それなりのマシン性能が必須となる。「Sharks, Terrors of the Deep」は、Pentium/200MHz以上のCPUと、DirectX 7レベルの描画性能で動作するので、敷居はかなり低い。しかし、この「OceanDive」では、1GHz以上のCPUとDirectX 9レベルの3Dアクセラレータが揃っていないと、本来の表面質感での滑らかな表示は望めない。最初にCeleron/2GHz+オンボードグラフィック(ATi RS300/IXP200)のマシンで試してみたところ、やはりダメダメで、Pentium4/3GHz+GeForce 6600GTへ変更して、ようやくそこそこ滑らかな描画が得られた。
今回紹介したのは、結果的にどれもスクリーンセーバー(ただし、単独アプリケーションとしても実行可能)になってしまったが、本格的な3Dダイビングゲーム「Diver: Deep Water Adventures」も近々リリースされるようだ。これも発売されれば試してみたいが、冒頭で書いたとおり、あまり本格的だと、それはそれでプロジェクター大画面には適さないかもしれない。