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エバーグリーン、タイマーマクロにも対応した学習リモコン

» 2005年09月30日 14時01分 公開
[ITmedia]

 「上海問屋」を運営するエバーグリーンは9月30日、タッチスクリーン搭載の日本語対応学習リモコン「EG-LR500F」を発売した。タイマーマクロやPC接続機能などを搭載した上位モデルだ。直販価格は1万8858円。

photo 対角8センチのドットマトリクス液晶を搭載した「EG-LR500F」

 タッチパネルスクリーン付きの液晶は、対角8センチのドットマトリクス方式(160×105ピクセル)。ひらがなや漢字の表示をサポートしたほか、自由にボタンの位置や文字を決めることができる。たとえばテレビのダイレクト選局ボタンでも、同社従来機などのようにアルファベット3文字の略称を使う必要がない。放送局のロゴや機器メーカーのロゴなどもボタンとして使用できるという。

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 プリセットのメーカーリモコン信号は「数百」(同社)。自動サーチあるいは番号入力により、簡単に設定できる。また1Mバイトの不揮発性メモリを搭載しており、64種のデバイスのリモコン信号を学習させることができる。赤外線の到達距離は最大10〜15メートル(理論値)。

photo 白いバックライトも装備。ハードキーも光る。なお、液晶表示が消えていても、本体を“揺らす”ことで自動的に液晶がオンになる「モーション機能」も搭載している。感度は設定で変更可能だ

 PCと接続して付属の編集ソフト「RemoteComm」を使用すれば、画面を模したインタフェースで表示させる文字やボタン、図形などを配置可能。バックアップや各種設定もPC上で行える。対応OSは、WIndows 2000/XPだ。なお、ボタンやハードキーに設定するリモコン信号もPC上で登録できる。同社では「今後、ユーザーが記憶させた信号やボタンなどを交換できる場を提供する予定」としている。

photo 付属の編集ソフト「RemoteComm」

 タイマーマクロにも対応した。たとえば朝起きたときはテレビ、空調、照明の電源を入れておきたい場合、「毎日」(曜日指定も可能)の起床時間を指定して、当該機器の電源をすべてオンにするマクロを動作させればいい。タイマーマクロは最大32個まで設定可能。もちろん、マクロ編集もPC上で行える。

 電源は単四形充電乾電池×4本。バッテリー寿命は3〜6カ月程度だが、充電機能付きのドッキングステーションが付属しているため、使用していないときは充電しながら立てておくことができる。

 本体サイズは、約68(幅)×210(高さ)×24(厚さ)ミリ。重量は約170グラム。付属のドッキングステーションは、約129(幅)×50(高さ)×124(奥行き)ミリで重量は約200グラム。このほか、ソフトウェアCD-ROM、PCリンクキットなどが付属する。

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