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CEATECの次は「CES」へどうぞCEATEC JAPAN 2005:

» 2005年10月06日 21時49分 公開
[ITmedia]

 CEATEC JAPANが日本最大級の総合展示会ならば、International CESは米国最大規模の総合展示会だ。

 CEATEC JAPANの会場で10月6日、米ラスベガスで2006年1月5日から開催される「2006 International CES」についての説明会が開催。International CESの主催者である米CEA(Consumer Electronics Association)のDiann Groff氏が「CEATEC JAPANの後にはInternational CESへどうぞ」とその魅力をアピールした。

photo CEA Marketing ManagerのDiann Groff氏

 「CESは家電業界最大規模のイベントで、今回も2500以上の出展企業と14万人以上の来場者が見込まれています。会場ではオーディオ、ビデオ、ゲーム、ホームネットワーク、モバイル、ワイヤレスなど30以上のカテゴリが用意されるほか、200人以上のスピーカーを招いた100以上のセッションが開催される予定です」(Groff氏)

 今年の基調講演には米MicrosoftのBill Gates氏、ソニーのHoward Striger氏、米IntelのPaul Otellini氏、米Yahoo!のTerry Semel氏らが登場するほか、会場には各種の賞を受賞した製品が展示する「INNOVATION PLUS」や、最新技術を集めた「TechZone」、家庭用ロボットを中心に集めた「Robotics TechZone」などのスペースも用意される。

photo 2006 International CESで基調講演を行う顔ぶれの一部

 2006 International CESの開催期間は2006年1月5日から8日。米ライスベガスのLVCC(Las Vegas Convention Center)を中心としたエリアで行われる。2005年度には2500の企業が出展し、約14万人が訪れた。来場者の大半は米国内からだが、海外からの参加者も多いという。

photo 米ラスベガスのLVCC(Las Vegas Convention Center)

 「International CESは国際的な展示会でもあります。前回は海外から2万3000人が来場し、そのうち日本からの来場者は2600人でした。日本からラスベガスが遠いことは分かりますが、多くの国から来場者があってこそ“International”CESです。日本からの参加者が増えることを期待しています」(Groff氏)

 なお、CEAとInternational CESに関するパートナー契約を結んでいる近畿日本ツーリストからは、基調講演の同時翻訳サービスや会場で配られるデイリーリポート(日本語版)の無償配布が行われることがアナウンスされた。

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