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ソニー、MDと大画面液晶を備えたHDD搭載“新”ネットジューク

» 2005年10月20日 17時55分 公開
[ITmedia]

 ソニーマーケティングは10月20日、HDD内蔵オーディオとして世界初(同社)というMDスロットを搭載したミニコンポ“ネットジューク”「NAS-M7HD」を11月19日より販売すると発表した。価格はオープンだが、実売想定価格は8万円前後。

photo NAS-M7HD

 新製品はA&Vフェスタ2005やCEATEC JAPAN 2005にも展示されていたもので、“ネットジューク”の名前のとおり、音楽ダウンロードサービスをPCなしで利用できる「エニーミュージック」に対応している。

 本体前面には4.3型のカラー液晶を搭載。CDやMD、ラジオ、エニーミュージックの情報を液晶に表示することができる。MDやウォークマンなどへの楽曲転送に関する操作も大画面の液晶で確認できるため、操作性が飛躍的に向上した。

photo CEATEC JAPANに展示されていたNAS-M7HD。ウォークマンAシリーズのフラッシュメモリタイプ「NW-A6xx」がUSBで接続されていた

 搭載する40GバイトのHDDにはCDやMD、AM/FMチューナーはもちろん、アナログ入力からも音楽や音声データを録音可能で、録音可能時間は最大で約1700時間。CDからの録音についてはGracenote CDDBを利用してアルバム名/アーティスト名などを自動取得することできる。

 HDDへの録音時にはリニアPCMとATRAC(ビットレートは256k〜48kbpsの6段階)に加え、MP3(ビットレートは256k〜96kbpsの5段階)も選択可能となったほか、LAN上にあるPCのHDDに保存されているMP3ファイルの取り込みも行える。本体前面にはUSB端子を備え、ウォークマンをはじめとしたデジタルオーディオプレーヤーとの接続が行えるほか、メモリースティックデュオスロットも備えている。

 付属スピーカーは2センチのバランスドームツィーターと10センチのウーファーを組みあわせた2ウェイバスレフ型で、サイズは140(幅)×246(高さ)×190(奥行き)ミリ、約2.3キロ。本体サイズは155(幅)×246(高さ)×278.3(奥行き)ミリ、約4.9キロ。

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