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BluetoothでiPodをリモコンに――iPod関連製品も多数展示WPC EXPO 2005

» 2005年10月26日 18時08分 公開
[ITmedia]

 今回のWPC EXPOはPCを中心とした展示が行われる「PC/ネットゾーン」とデジカメやAV関連製品を中心とした展示が行われる「デジタル・メディアゾーン」に分けられており、iPod関連製品の展示も豊富に行われている。

 iPod関連機器を多く展開しているBELKINがデモを行っていたのが、伝送方式にBluetoothを利用したワイヤレストランスミッタセット「TuneStage」。白を基調としたiPod周辺機器としては“王道”ともいえるデザインだが、レシーバーがMac miniっぽいのも魅力的だ。2006年2月に出荷開始が予定されている。

photo 「TuneStage」。Mac miniを連想させるデザインのレシーバー。

 「iPodをリモコンがわりにというコンセプトの商品です」というように、小型のトランスミッタをiPodに接続、レシーバーをリビングのステレオにセットすることで、ステレオをリモコンで操作するかのように、iPodの音楽をステレオで楽しめる。

 iPodとの接続にはリモコン端子を使用するために、現在販売されているiPod(第5世代/nano/Shuffle)では利用できないが、同社では本製品を含め、来春を目標に第5世代iPod/iPod nanoに対応した周辺機器を展開していきたいとしている。

 台湾SINBONが展示していたのは、スピーカーが一体型したDock「Qdock」。底面にスピーカーを搭載しており、iPodの音源を再生するコンパクトスピーカーとして利用できるほか、iPodの充電/iTunesとのシンクロも行える。販売時期については未定だが、価格は1万円程度になる見込み。

photo Qdock
photo こちらは姉妹品の「Qvoix」。スピーカーにプラスして、Skypeなどに対応したマイクも内蔵している

 第5世代iPodやiPod nanoに対応したケースを大量に展示していたのは、ブライトンネット。一般的な黒/白レザーを使用した製品のほか、キティちゃんを前面にあしらったピンクのケースなども展示。

photo ブライトンネットが展示してるiPodケースの一部

 同社ではカーオーディオへの接続キットや充電アダプター、FMトランスミッタなど、車載関連用品も積極的に手がけているが、新製品として計画されているのが、第5世代iPodに収納したビデオコンテンツを車載用テレビに出力できるアダプター。製品化が決定しているわけではないというが、既に試作は進められており、市場の動向を見ながら製品化を検討したいという。

photo ブライトンネットのiPod車載アクセサリー

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