テレビ用ポータルだけに、TVホームには番組表や番組検索機能が充実している。番組表に関しては、当初は地上アナログ放送およびBSデジタル放送を用意しており、順次拡張していく方針だ。また、So-netが運営するTV情報サイト「テレビ王国」のデータベースを利用してジャンルや人名による番組検索も行える。たとえば、出演者情報は1万7000件以上あるという。
テレビ王国の録画予約情報をもとにした地域ごとの「番組人気ランキング」や、テレビ王国のWebサイトに掲載された「視聴者投稿」などもテレビ画面で閲覧できる。「視聴者投稿に関しては、テレビの性格を考慮して、変な情報が混ざらないように24時間監視する」(同社)。
このほか、BRAVIAの取り扱い説明書をHTML化した「製品情報」、gooの検索エンジンを利用した「ネット検索」などを用意。もちろん、検索結果から通常のWebサイトに移動することも可能だ。BRAVIAのWebブラウザはHTML4.0相当で、Flashなどは動作しないものの、Java Scriptには対応している。
同種のサービスには、松下電器産業の「Tナビ」などがあるが、久松氏によるとアプローチが若干異なるという。Tナビは現在140以上のコンテンツをラインアップしており、その内容も多岐に渡る。「Tナビは汎用ポータル的な考え方だと思うが、TVホームは“テレビで無理なく使えるコンテンツ”に絞った」。
とはいえ、コンテンツを拡張していく方針はSo-netも同じだ。「コンテンツを増やすことは当然考えている。たとえば、So-netでPC向けに提供しているサービスを持ち込むのは難しくない」。
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