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シャープ、“一発起動”を備えた3 in 1レコーダー

» 2005年11月11日 14時11分 公開
[ITmedia]

 シャープは11月11日、高速な起動が可能な“一発起動”機能を搭載したHDD/VHS/DVD一体型レコーダー「DV-TR14」「DV-TR12」「DV-TR11」を12月1日より販売開始すると発表した。いずれも価格オープンで、実売想定価格はそれぞれ11万円前後/8万5000円前後/7万5000円前後。

photo 左から「DV-TR14」「DV-TR12」「DV-TR11」

 新製品は“一発起動モード”を備えており、このモードをオンにしておくと、電源スタンバイの状態から約1秒という短時間で本体の利用が可能になる。HDD容量以外の仕様は共通で、DV-TR14は400Gバイト、DV-TR12は250Gバイト、DV-TR11は160GバイトのHDDを搭載する。

 チューナーはBSアナログ×1と地上アナログ×2の3チューナー構成となっており、2番組同時録画が行える。BSアナログを直接VHSへ録画できないなど、組み合わせには制限も存在しており、2番組同時録画も「BSアナログ放送をHDD(またはDVD)で録画しながらVHSで地上アナログを録画」「地上アナログをHDD(またはDVD)で録画しながらVHSで地上アナログを録画」のいずれかとなる。

 ダビングはHDD/VHS/DVDのすべてを行き来できる6方向ダイビング機能が搭載されており、操作も「ダビング」ボタンを押したのち、ダビング先のメディアを指定するだけ。EPGは「Gガイド」を採用し、スポーツ延長予約やドラマ延長予約の機能も備える。HDDやDVDはもちろん、VHSへもEPGを利用した録画予約が行える。

 本体前面にはHDD/VHS/DVDそれぞれの動作状態を色で示す大型ボタン「メディアサークル」と、録画/再生/視聴中の番組名を表示する「タイトルウインドゥ」が設けられており、操作性を向上させているほか、接続したテレビの画面上に操作ポイントや専門用語を案内する「ヘルプ機能」も備える。本体サイズは430(幅)×343(厚さ)×95(高さ)ミリ、約6.9キロ。

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