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シャープ、画像や地図からも検索できる電子辞書

» 2005年12月07日 17時01分 公開
[ITmedia]

 シャープは12月6日、画像や地図から辞書の見出し語を検索することができる電子辞書“Papyrus”「PW-N8000」を12月17日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は4万円前後。

photo PW-N8000

 収録されている「ブリタニカ国際大百科事典」は図鑑をめくるように、画像から解説を検索することが可能となっているほか、SDメモリーカードに保存されている画像と見出し語を関連づけることが可能になっており、自分だけの画像入り百科事典を作ることもできる。「世界遺産100選」はカラーの世界地図から遺跡を探す機能も搭載されている。

photo 「ブリタニカ国際大百科事典」で「イヌ」を検索。詳しく知りたい画像がでたところで「検索/決定」キーを押すと、画像の説明が表示される
photo アフリカの世界遺産を地図から調べる

 液晶画面は、液晶テレビ「AQOUS」で培われた技術が投入された4.3型のASV(Advanced Super V)カラー液晶。最大で48文字×21行の表示が行える(9ドット表示時)。SDカードスロットを備えており、別売のコンテンツカードによってコンテンツの拡張を図ることができるほか、デジカメ画像や電子ブックなども表示できる。

 収録されているコンテンツはブリタニカや世界遺産100選のほか、「スーパー大辞林」「漢字源」など国語系が7つ、「ジーニアス英和辞典」や「英会話とっさのひとこと辞典」など英語系が5つ、「新 家庭の医学」や「血液サラサラ健康事典」、「角川日本史辞典」「脳を鍛える大人の計算ドリル」など合計43。

 本体サイズは135(幅)×97.5(奥行き)×21.7(厚さ)ミリ、約299ミリ(電池含む)。電源はリチウムイオン充電池を利用し、約20時間の使用が可能だ。

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