東芝は12月14日、LED光源を採用した小型フロントプロジェクター「TDP-FF1A」を発表した。10月の「WPC EXPO 2005」に参考出展したもの。主に外出先でのプレゼンテーションや打ち合わせに使用することを想定したモバイルプロジェクターだ。2006年1月23日に発売する予定で、価格はオープンプライス。「Shop 1048」の直販価格は9万9800円となっている。
48万画素(800×600ピクセル)のDMD(デジタルマイクロミラーデバイス)チップを搭載し、2.2メートルの距離で最大60インチまでの画面に投影できる。光源に低消費電力のLEDを採用したことで、小型・軽量化とともに連続約2時間のバッテリー駆動を可能にした。LED光源は、従来の高圧水銀ランプのように切れる心配がないほか、電源オン時の立ち上がりが早く、電源オフ後にランプを冷却する必要もないという。
PC接続用のRGB端子とコンポジットビデオ、USB端子を備え、USBメモリなどに記録したJPEG画像の再生をサポート。あらかじめプレゼン資料などをJPEGに書き出しておけば、PCを起動せずにプレゼンが行える。なお、製品には約23インチの高輝度スクリーンとキャリングバックが付属する。スクリーンは折りたたみ式で、たたむとA3サイズになる。
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