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トヨタの「MUSIC PLAYER」、正体は新型「bB」

» 2005年12月26日 14時43分 公開
[ITmedia]

 ティザー広告で話題になったトヨタ自動車の「TOYOTA MUSIC PLAYER」。その正体は、新型の「bB」だった。

photo 車型のオーディオプレーヤー……じゃなくて新型「bB」

 「bB」といえば、2000年に登場して若者を中心に人気を集めた“個性派コンパクト2box”。6年ぶりのフルモデルチェンジとなる今回は、最新のオーディオシステムや、音楽と連動して明滅するイルミネーションを備えるなど、「クルマ型Music Player」(同社)というテーマで開発された。しかも、「マッタリモード機能付きフロントシート」も備えている。

 内装は、音楽を楽しむための工夫が随所に施されている。たとえばインストルメントパネルは、平面で大きくラウンドしたスタジアム形状とし、中央にサブウーファー、両サイドにツィーターを配置。音楽ユニットに囲まれたDJブースのような空間を演出したという。また、DSPによって音場や音響効果を4通りに切り替えるオーディオモード、携帯型オーディオプレーヤーを接続可能な外部入力端子などを備える。

 さらに、スピーカーの外周部やカップホルダー、ドアトリムなど室内の11カ所にイルミネーションを配置。音と連動して明滅させることで、クラブやライブハウスのような効果を生み出す。そしてフロントシートは、座面が約8センチ沈み込み、カウチソファのような状態になる新開発の「マッタリモード機能付きフロントシート」を採用。マッタリモード時には、車外から乗員が見えなくなる。

 エンジンは、1.3リットル「K3-VE」もしくは1.5リットルの「3SZ-VE」。2WDと4WD仕様があり、価格は134万4000円から(K3-VE搭載のFF仕様)。12月26日から全国のネッツ店で販売を開始している。

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