東芝は1月4日(現地時間)、International CESで行われたプレスカンファレンスにてHD DVDプレーヤー「HD-XA1」および「HD-A1」を3月に北米地区で販売開始することを明らかにした。価格はHD-XA1が799.99ドル、HD-A1が499.99ドル。
両モデルともHD DVDのほか、DVD/CDの再生が可能なマルチプレーヤーで、コーデックはMPEG-4 AVC/VC-1ならびにMPEG-2をサポート。HDMIを装備し、フルHDコンテンツの出力に対応する。また、アップコンバート機能も備えており、DVDビデオを720pもしくは1080iで出力することもできる。イーサネットによるインターネット接続機能も標準装備する。
両モデルの相違点は、外観ならびにオーディオ関係。HD-XA1は金属の質感を生かした高級感のある仕上げが施されている。両モデルともDTS、DTS-HD、ロスレスフォーマットのTureHD(2チャンネルのみ)などをサポートするが、上位モデルのHD-XA1はマルチチャンネルデコード可能なDSPエンジンを搭載し、より細かなユーザー設定が行えるようになっている。
現時点では両モデルとも北米地域のみでの発売となっており、既報の通り、日本国内におけるHD DVDプレーヤーの発売については未定となっている。日本国内でも同社から何らかのHD DVDプレーヤーが販売されることは間違いないが、時期や製品ラインアップについては詳細を検討している最中だという。
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