カーナビゲーションサービスにGoogle PCと、ここまでは「Googleが描く将来の夢」だったが、ペイジ氏はこのあと、新しく始まるサービスを具体的に紹介した。
最初に紹介されたのがアプリケーションダウンロードサービス「Google Pack」だ。「プリンタを買ってユーティリティを全部導入したら400Mバイトも消費した。でも、全部入れなくてもプリンタは動いた。メーカーが提供してくれるソフトって全部いるものなのか?」というペイジ氏は、Google Packは必要十分なソフトをセットにしてGoogleのWebサイトからダウンロードできるようにしたアプリケーションパック、と説明する。
その次に紹介されたのが動画検索サービス「Google Video」本格サービスの開始だ。インテルの基調講演でオッテリーニ氏が「プラットホームがあってもコンテンツがなければ何もできない」と語っていたが、Google Videoもサービスが始まったのにそこに流せるコンテンツに不足する状態がしばらく続いていた。
基調講演では全米キー局の1つ「CBS」が放送した番組をGoogle Videoからダウンロードして購入できるサービスを明らかにした。ダウンロードしたコンテンツはiPodやPSPにも保存可能。
「Windows以外のプラットフォームではいつ使えるようになるのか」という来場者の質問に、ペイジ氏は「今はWindowsバージョンで用意されている機能の一部しか使えないが、将来的に全部の機能が使えるように開発を進めていく」と答えた。
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