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東芝、“デジ×アナW録”対応の3 in 1レコーダー「RD-XV81」

» 2006年01月17日 19時00分 公開
[ITmedia]

 東芝は1月17日、DVDレコーダー「RDシリーズ」の新製品として地上/BS/110度CSデジタルチューナーを搭載したVHS一体型「RD-XV81」と、DVD/HDDレコーダーのエントリーモデルとして「RD-XS48」を発表、2月上旬より販売開始する。価格はいずれもオープンで、実売想定価格はRD-XV81が14万円前後、RD-XS48が9万円前後。

photo RD-XV81

 RD-XV81はVHS資産を活用したいユーザーの間で今でも高い人気を誇る3 in 1(VHS/DVD/HDD)タイプ。3波対応デジタルチューナーを1基備えるほか、アナログチューナーも搭載しており、デジタル放送×アナログ放送の“W録”に対応する。スカパー!連動機能も備えており、デジタル放送×スカパー!の“W録”も可能。

型番 RD-XV81 RD-XS48
HDD容量 250Gバイト 300Gバイト
対応DVDメディア DVD-RAM、DVD-R、DVD-RW、DVD-R DL
デジタルチューナー 1 なし
アナログチューナー 1 2
MPEG-2エンコーダー 1 2
スカパー!連動 なし
出力インタフェース D4、S端子、アナログ音声、光音声 D2、S端子、アナログ音声、光音声
サイズ(幅×高さ×奥行き)ミリ 430×99×396 430×78×342
その他 VHSカセットなど ドラマ延長など

 同社高級モデル「RD-X6」にも搭載されているハイビジョン録画対応チップセット「RDエンジンHD」も備えた。EPGはアナログ放送波経由の「ADAMS」とインターネット経由の「iNET」の双方が利用可能なWEPGで、GUIも16:9のアスペクト比に対応することで操作性を高めている。

 VHS/HDD/DVDを自由に組み合わせる6ウェイダビングが可能で、VHSテープをDVDメディア1枚にちょうど収まるようダビングの設定を自動で行う「一枚分ぴったりダビング」も備える。

 搭載するHDDは250Gバイトで、DVDドライブはDVD-R DLにも対応するDVDマルチドライブ。既存RDシリーズにも登載されて好評な「ネット de ナビ」「ネット de ダビング」も利用できる。また、DLNAガイドラインにも対応しており、同社の液晶テレビ「Z1000」やノートPC「Qosmio G30」などと組み合わせることで、離れた部屋でも本製品に収納されたコンテンツが楽しめる。

 サイズは430(幅)×99(高さ)×396(奥行き)ミリ、9キロ。高さ99ミリはVHS一体型の同種製品としては、最薄であるという。

 RD-XS48は、現行エントリーモデル「RD-XS38」のHDD容量を300Gバイトに増量した上位モデル(RD-XS38のHDD容量は200Gバイト)。アナログ放送のW録や番組追っかけ(ドラマ延長)、WEPGなどの機能に変更はない。

photo RD-XS48

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