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ついに登場、4GバイトHDD携帯──「W41T」

» 2006年01月19日 11時16分 公開
[ITmedia]

 ついに日本でもHDDを搭載した携帯電話が登場した。東芝製のWIN端末「W41T」だ。これまで海外ではSamsung(2005年10月の記事参照)、Nokia(2005年4月の記事参照)らがHDD携帯をリリースしていたが、日本メーカーの製品が登場するのは初となる。なお東芝は、0.85インチのHDDを開発しており、携帯電話に搭載した場合のイメージモックを展示した実績がある(2004年9月の記事参照)

photo 左からフィーチャーグリーン、アンビエントホワイト、ビートブラック

 W41Tは、外部メモリの代わりに4GバイトHDDを搭載したWIN端末。約2000曲の音楽データを保存でき、データフォルダ内の写真やムービーのバックアップ、PCの外部ストレージ(HDDの512Mバイトのみ利用可能)といった用途にも利用できる。

 Bluetooth機能はハンズフリー通話やアドレス帳交換などの用途に加え、Bluetooth対応のワイヤレスヘッドフォンに音楽を飛ばすことが可能。対応機器にはYAMAHA製スピーカー「NX-A01」や、加賀電子製のペンダント型Bluetoothイヤフォン「BTee Music」があるという。

 音楽機能に注力した端末で、本体上面には音楽操作専用の静電パッドキーを装備。本体を閉じたまま、再生や停止、前後曲へのスキップなどの操作を行える。静電パッドはPCのタッチパッドに使われているデバイスで、指でなぞるように各機能を操作できるものだ。本体側面にはスライド式のロックキーが設けられ、誤動作防止に役立つ。

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 付属のクレードルはUSB接続機能を備えており、auが新たに提供する音楽管理ソフト「au Music Port」と連携する仕組み。クレードルに端末を置くとPC側のau Music Portソフトが自動で起動し、簡単操作で楽曲を転送できる。

 カメラは323万画素、メインディスプレイは2.4インチのQVGA液晶。3DグラフィックエンジンのT4Gが搭載により本格3Dゲームを楽しめる。本体メモリには電子辞書「辞スパ」も収録される。

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 主な仕様は下記の通り。

製品名 W41T
サイズ(幅×高さ×厚み) 50×106×28ミリ
重さ 157グラム
連続通話時間 210分
連続待受時間 280時間
メインディスプレイ 2.4インチQVGA液晶
サブディスプレイ ホワイトバックライト付きワイドモノクロ液晶(160×33ピクセル)
カメラ 323万画素CCD
データフォルダ容量 50Mバイトまたは1000件
文字入力 Mobile Rupo
アドレス帳登録件数 700件
着メロ 128和音
外部メモリ
カラー フィーチャーグリーン/ビートブラック/アンビエントホワイト
発売時期 2月上旬


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