光学6倍コンパクト機も6メガに――松下「DMC-LZ5」

[ITmedia]

　松下電器産業は1月23日、デジタルカメラ“LUMIX”の新製品として、6メガ光学6倍「DMC-LZ5」を発表した。2月17日から発売する。価格はオープンで市場予想価格は3万5000円前後。

「DMC-LZ5」

　DMC-LZ5は、昨年2月に発表したDMC-LZ2の後継機。手ブレ補正ジャイロ機能付き光学6倍ズームレンズを小型ボディに搭載した、手のひらサイズのコンパクト機で一歩上のズームをという要望に応えた製品だ。

　光学式の手ブレ補正ジャイロに加えて、画素混合方式によって最大ISO1600までの高感度撮影が可能な高感度モードを新たに搭載。高感度撮影により、手ブレだけでなく被写体ブレも軽減している。

　35ミリ換算で37〜222ミリ（F2.8-4.5）の光学6倍「LUMIX DC VARIO LENS」と1/2.5インチ有効600万画素のCCDを、100（幅）×62（高さ）×45（奥行き）ミリ・重さ186グラムという小型ボディに収めた。さらに、液晶ディスプレイも2.5インチに大型化（LZ2は2インチ）。また、焦点距離を望遠側にシフトすることで最大倍率をアップさせる「EX光学ズーム」を搭載し、画質劣化を防ぎながら最大8.3倍（300万画素以下時）のズーム倍率を可能にした。

　映像エンジン「ヴィーナスエンジンプラス」を搭載し、高画質／高レスポンスと省電力を両立。バッテリーは単三形電池を2本使用。同社オキシライド乾電池使用時、最大235枚（CIPA規格準拠）の撮影が行える。

　DMC-LZ5の主な仕様は以下のとおり。

製品名	DMC-LZ5
有効画素数	600万画素
撮像素子	1/2.5インチ、総画素数637万画素CCD、原色フィルター
レンズ	7群8枚（非球面3枚）LUMIX DC VARIO LENS
ズーム	光学6倍／デジタル4倍、EX光学ズーム時最大8.3倍
焦点距離	6.1〜36.6mm（35mm換算：37〜222mm）、F2.8〜4.5
記録メディア	SDメモリーカード／MMC
電源	単三形電池×2（オキシライド／アルカリ乾電池、ニッケル水素充電池）
電池寿命（CIPA規格）	約235枚（オキシライド乾電池）
サイズ	100（幅）×62（高さ）×45（奥行き）ミリ
重量	約186グラム（本体のみ）／約234グラム（電池含む）
市場想定価格	3万5000円前後
発売時期	2月17日