Xbox 360(TM)試遊台への採用はダテじゃない――サムスン23V型液晶テレビ「LN23R51B」(1/2 ページ)

「Xbox 360にピッタリな相棒はコレだ!」とビル・ゲイツが叫んだかどうか知らないが、ともかく全国展開されたXbox 360の試遊台には、サムスンのハイビジョン液晶テレビ「LN23R51B」が採用されている。Xbox 360を体験するついでに「LN23R51B」の実力もチェックしてみてはいかがだろう。

» 2006年01月30日 00時00分 公開
[ITmedia]
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 新世代の家庭用ゲーム機の先陣を切って登場したのが、マイクロソフトのXbox 360だ。テレビCMや巷で「ハイデフ」「ハイデフ」と連呼されているとおり、その最大の特徴はハイディフィニション(High Definition)での表示に対応した点にある。つまり、ゲーム画面を、従来の標準テレビ向けの解像度(480p/480i)よりも高精細な映像としてレンダリングし、それを720pや1080i方式で出力できるわけだ。日本国内では、HD出力対応、あるいはハイビジョン出力対応といったほうが、通りがよいかもしれない。

 しかも、Xbox 360用に発売されるゲームソフトウェアは、すべてのタイトルが“ハイデフ対応”だという。そのため、Xbox 360を購入した人(または購入予定の人)は、大部分がすでにハイビジョン対応テレビを所有しているか、あるいは、これを機に導入を考えているに違いない。しかし、Xbox 360とハイビジョン対応テレビの組み合わせは、ゲーム体験にどれほどの効果をもたらしてくれるのか。そこが気になって、最後の一歩が踏み出せないという方もいるだろう。

 実際にプレイした感想を挙げるとすれば、「表示が明瞭で、破綻が少ない」ということだろうか。もちろん、内部的には必ずしも1280×720や1920×1080でレンダリングされているわけではないが、それでも従来よりはずっと高精細な映像を描画しており、さらにD4レベルでのコンポーネント映像出力を得て、解像度の高さは十分に感じられる。

 特に、3Dオブジェクトやテキストの輪郭に、大きく違いが出ている印象だ。従来のゲームでは、解像度をカバーするためのアンチエリアシングが逆に目立ってしまい、映像を不明瞭に感じさせることもありがちだったが、Xbox 360では輪郭部分がきわめてクリアとなる。また、従来の家庭用ゲーム機で付きまといがちだった、ジャギーのチラツキや処理落ちも比較的少ないため、プレイ時にストレスを感じることなく、ゲームに没頭できる。

Xbox 360試遊台に、いわば“壁掛け”の状態のサムスン「LN23R51B」

 とはいえ、言葉でいくら説明しても、本物の映像にはかなうわけがない。やはり、自分の目で確認するのがいちばんだろう。そんな人のために、全国のゲーム取扱店や家電量販店に“Xbox 360試遊台”なるものが導入されている。この試遊台はアップライト形態で、中心のアクリルケースにXbox 360がセットされ、上部に設置されたD4対応ディスプレイ部へ映像を映し出している。

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 この試遊台がなかなかの仕上がりで、ゲームに必要な環境がシンプルかつコンパクトにまとめられているのだ。いっそのこと、このまま市販してくれれば、自宅に設置するのだが……、そうなると高さを合わせたイスも用意しないとな……、あ、でも、ディスク交換のたびにアクリルケース外すのもナニだから加工して……などと、あらぬ考えが駆け巡るほどである。

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 しかし、実際に見てみればわかるとおり、この試遊台は特別な機器で構成されているわけではない。もちろん“台”自体はカスタムメイドだが、Xbox 360は市販と同じもの。さらに、ディスプレイ部も一般販売製品で、サムスンの23V型液晶テレビ「LN23R51B」が採用されている。スタンド部を外し、壁掛け用ブラケットを利用して、台へ取り付けているわけだ。

 試遊台でXbox 360の性能を体感して、購入を決めたとしたら、高精細表示が可能なテレビも必要だと感じるかもしれない。ならば、試遊台と同じテレビをそのまま買ってしまう選択も十分に考えられる。このサムスンの液晶テレビは性能もさることながら、コストパフォーマンスに優れており魅力的だ。しかし、ちょっと待った。サイズはそれでOKだろうか。

 なぜなら、サムスンの液晶テレビには、直販サイト「サムスンダイレクト」専用モデルとして、ワイド26V型の「LN26R51B」、さらにはワイド32V型の「LN32R51B」も存在する。シリーズ製品ゆえ性能はすべて同等だが、サイズは自分の用途に適したものを選ぶべきだろう。スタンド使用時の本体サイズで比較すると、23型は583×484.7×206ミリ/質量8.6キロ、26型は661×539×206ミリ/質量11.3キロ、32型は797×650.7×249ミリ/質量17.7キロと、かなり違ってくる。

photo 23V型/26V型/32V型がラインアップされている、サムスンのハイビジョン対応液晶テレビ。23V型の「LN23R51B」をXbox 360と並べて置くと、このようなサイズ比となる
photo D端子を装備しているため、「Xbox 360発売記念パック」に付属するD端子HDAVケーブルがそのまま使用可能。コネクタの「HDTV/TV」切替スイッチをHDTV側へ入れるのを忘れないように。ちなみに、Xbox 360側のコネクタにある四角い端子は光音声デジタル出力だ

 しかも、「LN32R51B」は大画面サイズながら、限定特別価格として12万9900円で販売中である。また、「LN26R51B」はスペシャルプライスが設定されていないため、14万8000円(つまり、特別価格の「LN32R51B」よりも高い)となるが、会員登録してログインすれば、こちらも限定特別価格が設定されており、実は「LN32R51B」よりもずっとお買い得になる。

photo 「LN23R51B」ではSRS TruSurround XTを搭載しており、内蔵スピーカーでも広がりのあるサウンドでゲームを楽しめる。ただ、Xboxならではの、5.1chデジタルサラウンドによる方向性を再現可能な音響を引き出したいなら、Xbox 360の光音声デジタル出力を外部のサラウンドシステムへ接続すればいい
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制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2006年3月31日